44才Mrガチぼっちの「ありのこ」です。
ごきげんいかがでしょうか?
アニメ「新しい上司はど天然」の第4話を観ました。
タイトルは「うち、住む?」
第4話では金城愛悟(きんじょうあいご)くんが転職してきます。
金城くんも桃瀬健太郎(ももせけんたろう)くんと同じく「前社のパラハラ上司」が理由で転職。
信号機待ちをしているときに桃瀬・金城コンビがど天然上司・白崎 優清(しろさきゆうせい)とLINEでやりとりを。
隣で信号待ちをしていた人がそのやり取りを見て「楽しそうな職場、うらやまー」と言っていました。
ここまで徹底した反ハラスメント職場は日本では皆無で、なおかつ楽しそうな職場も日本では壊滅状態。
日本の労働者(勤め人)はほんとうに苦しいのです。
そもそも日本では「楽しい職場にする」ことを目的にしているところは皆無でしょう。
私は20年以上国家公務員として勤務しましたが、職場では誰も「楽しい職場にする」ことなんて考えてなかったと思います。
役所なんてどこもガチクソ人手不足ですから「楽しい職場」もへったくりもない。
せいぜい「飲み会」でしょうが「そもそも職場の飲み会が楽しいのか?」問題があります。
アニメ「新しい上司はど天然」では転職してきた金城くんが「これまで上司のいる飲み会で酔ったことなんて一度もない」と言います。
たいていは「上司のいる飲み会では本当には酔わない」でしょう。
泥酔してやらかしたらシャレになりませんから。
若手から先輩・上司へのハラスメント(アルハラ)もありますから。
そもそもお酒を飲めない人もいますし。
お酒が飲めたとしても職場の人たちと飲んで楽しいですか?
「たまたま出会ったのが職場であるだけ。どこで出会おうがその人と飲みたい」ならOKですよ。
しかし「同じ職場になったから」というだけで飲みに行くのは楽しいのでしょうか?
正社員なら1日8時間✖週5日=週40時間も一緒にいるんですよ。
実際は残業もあるので週40時間以上です。
もうこれ以上の時間を一緒にいなくていいじゃないですかぁぁぁ!!!
とは言え「飲み会」以外で「楽しいことを作る方法が思いつかない」のも事実でしょう。
昔(1980年代くらいまで)なら「社員旅行」で社員たちのテンションを上げる、楽しい職場にするなんてあったかもしれません。
もしくは「野球大会をやる」とか。
今、こんなのをやられても「迷惑千万」と言われかねません。
求人募集の際に「アットホームな職場です」なんぞ書いたものなら「変なレクレーションに強制参加させられるんじゃないか。いやだ、いやだ」と応募者が逃げ出しかねない状況です。
多様性の時代。
価値観も多様化。
楽しいことも人によって多様化。
そんな時代に「楽しい職場にする」にはどうすればよいか?
「不快なことをしない」ことくらいしかないと思います。
ことくらいしかないと書きましたが「不快なことをしない」ことができている職場がどれほどあるでしょうか?
「ハラスメントをしない」なんて当たり前と言うかもしれません。
しかし実際にやるとなると案外難しいですよ。
そうなると「業務以外の接触はお互いになるべくしない」方が「仕事以外のコミュニケーションを積極的に取る」よりも「楽しい職場になる」こともありえる訳です。
うーん、なかなか難しい。
今日のブログ記事は以上です。
以前にもアニメ「新しい上司はど天然」についてブログ記事を書いています。
ぜひお読みください。
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