一切唯心造 | ぶらり散策『旅と温泉と赤城山』

ぶらり散策『旅と温泉と赤城山』

ーアルバム&備忘録ー

一切唯心造(いっさいゆいしんぞう)
清(せい)も濁(だく)もすべては心がつくりだすもの

臨済宗の高僧、白隠(はくいん)の逸話

あるとき若い武士に「地獄の有無」を問われた白隠は、やにわに武士をにらみつけ、「武士のくせにいまさら地獄の有無を問うとは呆れ果てた、不忠の臣、腰抜け侍!」と口を極めて罵倒し始めた。あまりの屈辱に耐えかねた武士が刀に手をかけ、鬼の形相で白隠に切りかかろうとした瞬間、白隠は「そこが地獄よ!」と一喝。

我に返った武士が「地獄の所在、しかとわかりました」と平伏すと、白隠はにっこり笑って「そこが極楽よ」と言ったという。