7月18日木曜日、父が白内障の手術の為、手術成功と眼病平癒を願掛け、神木山等覚院の朝勤行に行きました。

自宅から車で朝から行ける範囲で、公開で誰でも参加できる朝のお勤めをやっているのは神木山等覚院でした。

地元にもお寺は沢山ありますが、残念ながら朝鐘をつくところはあっても、公開で朝勤行をやっているところはありません。

 

神木山等覚院の朝勤行は一座目が三礼・懺悔文・開経偈・観音経・般若心経三回・薬師如来真言二十一遍・不動明王真言二十一遍・十一面観音真言三遍・毘沙門天王真言三遍・回向文、二座目が通常は自我偈を中心とした短いお経をいくつか読むのですが、18日は境外仏堂の神木観音堂の本尊、十一面観音様の縁日という事で、法華経の如来神力品というお経を読みました。1日、8日、28日も神力品を読むようです。8日はお薬師様、28日はお不動様の縁日なのはわかりますが、1日はわかりません。

三座目は毘沙門天王功徳経を読み真言を称えて終了です。約40分程度のお勤めとなります。

朝6時から、住職と一緒に数名の在家随喜者で唱和します。皆さんお経が上手で勉強になります。

 

清々しい境内と朝のお勤めで、自分自身も気持ちがすっきりします。

 

本堂の中には江戸時代の賓頭盧様、近代の阿弥陀様、お地蔵様、現代のお不動様、毘沙門様がいらっしゃいます。

本尊のお不動様は秘仏です。

お前立のお薬師様は元旦から初薬師までの期間お開帳されます。川崎市の文化財です。

 

エアコンはありませんが、古い本堂の中で志納(お賽銭)で朝のお勤めができるのは贅沢な感じすらします。

こういうのを「ありがたい」というのでしょうか。

 

朝の境内の様子のみですが紹介させていただきます。

 

 

寺標

 

仁王門

 

阿像

 

吽像

 

石造観音

 

石造不動(写真の真ん中あたり)

 

絵馬堂

 

灯籠と文化財掲示板

 

手水舎 川崎市地域文化財

 

本堂

 

 

神木山等覚院公式ホームページ