雨の日を避けて鎌倉国宝館に行きました。

次に鎌倉国宝館に行くときは、来迎寺にも行こうと思っていたからです。

 

鎌倉国宝館では、平常展の「鎌倉の仏像」のほか、「かわいいたからもの」という展示も行われていました。

平常展では前回訪問した時には気付かなかった、神奈川県指定重要文化財の阿弥陀如来立像1軀(鎌倉時代)や国指定重要御文化財の薬師如来坐像及び市指定文化財の両脇侍像3軀(いずれも鎌倉時代)がありました。

 

「かわいいたからもの」では、豆仏といってもいいくらい小さな、厨子入り国指定重要文化財の阿弥陀如来及び両脇侍像龕1基が目につきました。

また文化財指定は受けていませんが、こちらも小さな木造迦陵頻伽像2軀(鎌倉時代)が目に留まりました。

Wikipediaによれば、「迦陵頻伽(かりょうびんが、迦陵頻迦、迦陵嚬伽)は上半身が人で、下半身が鳥の仏教における想像上の生物。サンスクリットのカラヴィンカ(kalaviṅka)の音訳。『阿弥陀経』では、共命鳥とともに極楽浄土に住むとされる。」となっています。まさしく上半身が人、下半身が鳥の仏像でした。

その他市指定文化財の45センチほどの不動明王立像や阿弥陀如来立像も。文化財というと3尺程度以上の大きさが多いですが、「かわいいたからもの」では極小から45センチ程度の仏像・文化財が観られました。

 

写真撮影は禁止ですので、館外のものと目録のみ紹介させていただきます。

 

 

鎌倉国宝館

 

展示ポスター(ひみつのたからものは終了)

 

鎌倉の仏像 中央

 

目録 「鎌倉の仏像」

 

目録 「かわいいたからもの」

 

 

鎌倉国宝館ホームページ