府中市美術館の「ほとけの国の美術」後期展示に行ってきました。

前回紹介の重要美術品・二十五菩薩来迎図、埼玉県指定有形文化財の円空仏類は後期も展示されています。

 

後期の目玉はタイトルの重要美術品・釈迦如来十六羅漢図、三重県指定有形文化財・雪山童子図はじめ、未指定ながら六道図や地獄絵図も目に留まります。足を止めて見入る方々も多かったと思います。

 

浄土真宗寺院所蔵の地獄絵図と天台僧源信の絵入往生要集(版本)の対比は面白いです。

地獄絵図が、源信絵入往生要集の挿絵にほぼ忠実に描かれており、版本を題材に江戸期に描かれた絵であることがわかります。

この展示もGWまでやっていますので、仏画に興味のある方にはお勧めです。

 

府中市美術館は京王線東府中駅北口から徒歩17分程度の場所です。

車の場合「府中市臨時駐車場」を無料で利用できます。少々わかりにくいですが、ナビのある方は駐車場の住所を検索していくのが良いでしょう。車を止めて精算所に美術館に行く旨を伝えると、美術館で印鑑を押してもらう紙を渡されます。美術館の1階受付で押印してもらい帰りに渡せば無料で利用できます。

今回は交通案内と府中市臨時駐車場のGoogleマップを最後にリンクさせていただきます。

 

 

府中市美術館

 

図録より 重要美術品・釈迦如来十六羅漢図

 

図録より 三重県指定有形文化財・雪山童子図

 

 

府中市美術館 交通案内

 
 
府中市臨時駐車場 Googleマップ