本日より山梨県南アルプス市の真言宗智山派・八田山長谷寺にて、山梨県文化財の十一面観音立像が33年に1度の御開帳を行っています。
期日は3月18日までです。日程等はパンフレットを参照ください。
比較的近い場所にお住まいの方には、限定御朱印の授与もありますので、33年に1度の勝縁にあずかってはいかがでしょうか。
御影や各種お守り、紙札、木札などもあります。
堂内に入って拝観するには、500円の拝観料が必要です。その時に護摩木1本とパンフレットがいただけます。
遠隔地で御朱印より仏像という方には、長時間の移動時間や嵩む交通費を考えると、費用対効果は良いとは言えないかもしれません。
まず33年に1度ですが、堂内での写真撮影は禁止で、ポストカードのようなものはありません。
それから堂内に入っても、顔を床に近づけお厨子の中を見上げないと、十一面の御尊顔が見えません。
お厨子の前に行って拝むこともできません。
最もよくお姿がわかるのは文化財掲示板です。
これらの情報を吟味いただき、それでも33年に1度は一生に1回みたいなものだという事で、お詣りを決意される方にはお勧めします。
観音堂は本来本堂で、文化財掲示板にも本堂と書かれています。
こちらの建物は重要文化財になります。
実質の法務の中心となっていると思われる、客殿のほうもお堂に入ってお参りができました。
御本尊は大日如来と思われる坐像と、左右に弘法大師と覚鑁上人らしき肖像がありました。
日程にない時間に行けばゆっくり拝観ができるかと思いましたが、繰り返しになりますが拝観料500円を支払うと護摩木がもらえ、願意と願主名を書いて護摩壇の脇に置くわけですが、それが予想以上の参詣者数なのか凄い護摩木の量で、日程にない時間も護摩が行われていました。観音経と般若心経3回、御真言などが式衆や一部の参列者の方で称えられていました。
限定御朱印も一時切れてしまう場面もありました。初日から大盛況なようです。
お詣りの際には、今またインフルが流行っているようですので、感染対策はした方がよさそうに思いました。
初日は暑さを感じるほどの天気でした。マスクとUVカット眼鏡をしていたためか、花粉はそれほど辛くありませんでした。
臨時の駐車場もあります。車がある方には車のほうが便利かもしれません。ただし都心からだとお住まいの場所によっては、多少の渋滞でも4時間前後かかります。事故の多い中央道なので、車でお出かけの際には十分にお気を付けください。私は多少渋滞に巻き込まれ、約3時間半かかりました。高速を降りてからは5分程度です。
最後にもう一度、ご尊像は全体が良くは見えるとは言えませんが、33年に1度の御開帳です!
山門
山門 仁王像阿像
山門 仁王像吽像
重要文化財 本堂(観音堂・護摩堂)
山梨県文化財 十一面観音立像(堂外から撮影)
本堂 文化財掲示板
十一面観音立像 文化財掲示板
梵鐘
客殿
客殿内陣
パンフレット表
パンフレット裏
御影
御開帳記念 限定御朱印
南アルプス市観光協会HP 八田山長谷寺御開帳紹介ページ