過日の事ですが、鎌倉の浄光明寺にお詣りしました。
重要文化財の阿弥陀如来及両脇侍像並びに、神奈川県文化財の地蔵菩薩立像(昨年は神奈川県立歴史博物館の展覧会に出展)を安置する、収蔵庫内は写真撮影が不可ですが、拝観料300円で見学ができます。鎌倉の中では安い方かもしれません。
公開日は8月と年末年始を除いた、木・土・日・祝の10時から12時までと、13時から16時までです。
雨天や多湿の時、及び12時から13時までの昼食休憩時間中は拝観できないので注意が必要です。
また御朱印は拝観料を払う場所ではなく、庫裏のほうで授与となりますので、この点も注意が必要です。
御朱印は種類が多く、鎌倉地蔵二十四箇所の十六番・十七番、鎌倉観音三十三箇所二十五番、東国新四国八十八箇所八十二番、相模国弘法大師二十一箇所六番。鎌倉十三仏九番があります。
私は十三仏霊場の御朱印帳がだいぶ昔から滞ったままだったので、十三仏の御朱印をいただきました。
勢至菩薩の霊場ですが、よく足を運ぶ神奈川県立歴史博物館には、ここの勢至菩薩のレプリカがあるのです。ご縁を感じます。
主尊の阿弥陀様は宝冠の阿弥陀様で真言系らしい阿弥陀様です。宝冠は江戸時代の後補とのことでした。
非常に大きな阿弥陀様です。
県文の地蔵菩薩立像は、まだ箱から出したばかりのような状態でした。
この県文の地蔵尊が鎌倉地蔵尊の十七番です。
十六番は鎌倉市文化財の石造地蔵尊になります。こちらは洞窟のようなところにいらっしゃいます。写真撮影も可能です。
その他、常時拝観が可能な文化財は、市文の山門、市史跡の大伴神主家墓所、市文の仏殿(内部の仏像は現代仏)、国史跡の冷泉為相墓があります。いずれも写真撮影は可能です。
境内にはトイレもあり、駅から若干歩くのが暑い日は難ですが、未指定の堂宇なども含め、見どころは多いと思います。
石造地蔵尊の方に向かう道が狭い階段のようになっているので、お詣りの際には足元は十分お気を付けください。
鎌倉市文化財 山門
鎌倉市史跡 大伴神主家墓所
鎌倉市史跡掲示板
鎌倉市文化財 仏殿(内部)
鎌倉市文化財 石造地蔵尊菩薩坐像
鎌倉市文化財案内表示
国史跡 冷泉為相墓
国史跡掲示板
御朱印(鎌倉十三仏 勢至菩薩)
鎌倉観光公式ガイド 浄光明寺紹介ページ