東京の浄土宗九品仏浄真寺再訪。

前回訪問の時は重宝虫干ということもあり、東京都文化財の本尊釈迦如来坐像と、阿弥陀如来坐像にスポットを当て、五劫思惟如来が世田谷区文化財と気付かず素通りしてしまった。

 

いつ再訪しようかと考えていたが、東京都文化財の珂碩上人坐像が公開される、開山忌(毎月7日)にあわせて訪問しようと思った。

開山堂正面は常時閉まっており、1階左手側の受付に声をかけ、開山忌法要に参加することを条件に、開山堂は入ることができる。

 

法要は四誓偈と十念などを中心に読経が行われ、経本が貸与され参詣者も一緒にお経を称える。

お経の後、僧侶による説法があり、さらにその後希望者は写経に参加できる。

私は退堂し本堂にて五劫思惟如来と世田谷区文化財の珂碩上人倚像の拝観、及び九品仏と本尊釈迦の梵字が押された御朱印の授与がある、勧進写経に参加させていただいた。

今回いただいた御朱印は五劫思惟如来が500円、勧進写経による九品仏と釈迦如来梵字の御朱印がそれぞれ1000円で、御朱印代だけでも2500円かけてしまった。

 

もちろん東京都文化財の釈迦如来坐像と、拝観可能な阿弥陀如来坐像、観音堂、焔魔堂はお参りさせていただいた。

そののち、境内及び参道の建造物と紅葉の写真を撮らせていただいた。

同様に紅葉の写真を撮られている方々や、写生している方々などもいた。

落ち葉も多い時期であったが、12月にしては日中気温は高めで、紅葉も半分ぐらいは残っていた。

紅葉の落ち葉が絨毯のようで、目を見降ろしても見上げても紅葉といった感じであった。

いい時にお参りができたと思う。

 

 

世田谷区文化財 五劫思惟如来

 

世田谷区文化財 珂碩上人倚像

 

東京都文化財 珂碩上人坐像

 

参道の石像と紅葉

 

山門扁額と紅葉

 

焔魔堂と紅葉

 

境内石造群と紅葉

 

六地蔵と紅葉

 

観音堂と紅葉

 

世田谷区文化財仁王門と紅葉

 

東京都文化財梵鐘と紅葉

 

世田谷区文化財三仏堂と紅葉

 

本堂から見た仁王門と梵鐘

 

 

基本情報
宗  派:浄土宗
山号寺号:九品山唯在念佛院淨眞寺
住  所:世田谷区奥沢7丁目41-3
電話番号:03-3701-2029(9:00~16:00)
文化財開扉:珂碩上人倚像及び五劫思惟如来、開門時間内 6:00~16:30。珂碩上人坐像は毎月7日の13時より法要参加者のみ。
御朱印:有り(今回は五劫思惟如来と金紙勧進写経御朱印・九品仏と本尊釈迦如来の梵字種子の二種類)
写真撮影:可(但し商用利用の為の撮影、他の参詣者の撮影、法要・祈願・供養の最中の撮影は禁止。)
拝観料:志納。御朱印は五劫思惟如来が500円、金紙勧進写経御朱印は1枚1000円

 

九品仏浄真寺 公式ホームページ

 
 
九品仏浄真寺 Wikipedia
 
その他、公式のInstagram、YouTube、Facebook、Xがある。
公式ホームページの下方にリンクがあるので参照されたい。