帰国から3か月が経ちました。
北海道は寒く、冬でも半袖の台北が恋しいです。
日本に戻って驚いたのは、飛行場検査ブースのお姐さんたちのメイクが完璧すぎる事。接客の日本語は丁寧なのに一切の優しさを感じさせない事。みんなちょっと辛そうで半切れ気味な事などです。
ブログは以下の住所に引っ越しいたします。
続きはそちらで。
引き続き、よろしくお願いいたします。
帰国から3か月が経ちました。
北海道は寒く、冬でも半袖の台北が恋しいです。
日本に戻って驚いたのは、飛行場検査ブースのお姐さんたちのメイクが完璧すぎる事。接客の日本語は丁寧なのに一切の優しさを感じさせない事。みんなちょっと辛そうで半切れ気味な事などです。
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引き続き、よろしくお願いいたします。
所長の推薦によって、なんとか台湾の大学院に入学できた私ですが、
入学してみたら所長が変わっていました。
あー、これはいけない。と思ったものです。
私が最終学歴として卒業した看護系専修学校は、2013年に廃校したそうです。
別の看護学校が私の卒業証明書を発行してくれましたが、実際に卒業した学校と卒業証明を発行した学校の名称が違います。
所長がOKを出してくれたんだし、入学許可書あるし、なんとかなるでしょ。
そう思って、台湾に来てみると、大学の国際部から…
「ネットで情報が確認できない。あなたの卒業した学校、実在した?」
という連絡が来ました。
双方、「やっかいなことになったなあ」と思いました。
その後、ネットで根拠になりそうな情報を集めたり、資料を取り寄せたりして、廃校した看護学校の存在を証明し、ようやく入学を認めてもらえました。
私が留学したのは、台湾輔仁大学の跨文化研究所です。日中通訳コースの国際医療通訳過程で学ぶために入学しました。
この時の「困ったなあ」という経験があったので、「必ず卒業して、自分の学歴を証明できるようになる!」というのが私の留学目標の一つになりました。
「入学したんだから、卒業するの当たり前でしょ」と思われるかもしれませんが、実はこの研究所の卒業率は3割以下です。卒業についてのお話は、また今度。
ひとまず、こっちに来てしまえば、あとは何とかするしかない。
今思えば、台湾ではよくあることでした。
この後、コロナで帰国できなくなるんですけど、それもまた別のお話。
今日はこんなところで、おやすみなさい。また明日。
台湾の大学院に入学する準備について、
既に記憶も朧げですが、個人の経験をまとめておきます。
1)事前の短期留学
2)華語文能力測驗(TOCFL)
3)台湾奨学金申請
4)大学院見学
5)日本を離れる手続き
この5項目をさらっとご説明します。
1)事前の短期留学
私は留学前に台北の文化大學の華語中心(MLC)で中国語の勉強をしました。
2009年~2019年の10年間で3か月の短期留学を4回、合計1年留学しました。
この方法だと、留学期間が空きすぎていて、習ったことを忘れてしまいます。
そういう意味では、あまりお勧めできませんが…。
さすがに1年も留学できない…。という方もいらっしゃると思います。
そこで、まず3カ月だけ留学してみて、気に入ったら正規留学を考えてみる。
というお試し留学としては、よい方法だと思います。
2)華語文能力測驗(TOCFL)
台湾華語の能力試験です。留学前に日本で受験しました。
私の留学前の中国語レベルは、B2~C1(レベル4~5)でした。
この試験、内容が公共政策や科学研究、原住民の神話など多岐にわたっていて、おもしろいです。また帰国したら受験してみようと思っています。
2022年2月現在は、台湾ドルに対してかなり円安(1TWD=4.1413円)なので、日本で受験したほうが安いです。(日本:5500円/台湾:1600元~2000元)
3)台湾奨学金申請
台湾政府の奨学金制度に申請しました。
審査を通過することができ、2年間の学費と生活費を支給していただきました。
事前に学習計画書や推薦状などを用意する必要がありますが、
大学への入学申請時に合わせて準備すれば、それほど苦にはならないと思います。
経済的支援があると授業や研究に集中できます。
真面目で優秀な学生さんは是非、申請してみてください。
4)大学院見学
私は受験前に研究所を訪問して、教授にご挨拶をしました。
コロナ以降、直接現地を訪問するのが難しい状況にありますが、研究所のウェブサイトから情報収集したり、教授と直接連絡をとることが可能だと思います。
台湾の大学は海外の学生を歓迎してくれます。
自分が研究したい分野の著名な教授に連絡すると、思わぬ方向に話が進むかもしれません。わくわく。
5)日本を離れる手続き
台湾の大学は9月が新学期です。
私は前年の12月頃から奨学金と入学申請の準備を始めました。
3月に仕事を辞めて、5月~7月は台湾に短期留学して現地で入試を受けました。
8月に一時帰国して海外転出届提出や留学ビザの取得などを済ませて、
9月から正規留学を開始しました。
日本での手続きは面倒ですが、言葉が通じるので大丈夫。
台湾での手続きはシステムも違うし言葉も通じないので厄介ですが、有用な情報がインターネット上で公開されているので、調べれば何とかなります。大丈夫。
海外で学びたい全ての人が、コロナ禍を越えて現地に辿り着けますように。
2019年9月に台北の大学院に入学して、気が付いたら2年半が経過していました。
入学当時、授業開始まで少し時間があったので、「これを機にブログを開設して、台湾生活を書き残すのだ」と思い立ち、このページを開設しました。
その後、忙しい授業が始まってしまい、気が付くと今日になっていました。
現在は学位論文の口頭試験を終え、卒業手続きを進めています。
2022年2月の現時点では、日本入国後7日間の隔離が必要です。
国際線発着が可能な都市で隔離後、公共交通機関での帰宅が許されます。
時間が出来ました。
この2年半の留学生活について、思い出しつつ整理していけたらよいな、と思います。
写真はいつもお買い物に行く四維市場。
動画はこちら。