“一日英語漬け”の効果 | 「心とお金の言霊コーチ」佐藤文香のブログ

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夏休み中、私が勤める英語教室では2歳から小学生を対象に1日ずっと英語で過ごすクラスというのを行っていました。
簡単に言えばプリスクールの対象年齢を広げたようなものなのですが、歌やフォニックスをやるのはもちろん、ランチタイムや遊びの時間もNo Japaneseです。

日本人のアシスタントや先生も、日本人同士でも生徒の前では英語でやりとりします。

小さいころからココでNo Japaneseの1日クラスを体験している子たちはいいのですが、平日の英会話クラスしか知らなかったり、長期休みだけこのようなクラスに通ってくるスクール生以外の子たちは“No Japanese”がどういうことなのか、イマイチつかめない様子あせる

遊び時間での友達同士のおしゃべりや、レッスンに直接関係ないようなやりとりなども、すべて日本語禁止です。

でもふだん日本語でやり取りしている友だちとは、どうしても日本語でおしゃべりしてしまいますえっ
まぁ、その手の会話はクラスにいる間にしなくてもいい、雑談なんですが…苦笑

私たちスタッフはそういう会話も“No Japanese!”と注意し続けますが、なかなか簡単には直りません。


一方、本当に小さいころからこの教室に通ってきている子は、その手の雑談もちゃんと英語でしています。これには最初ちょっとびっくりしてしまいました。目
本当に簡単な単語だけでも会話はできるんだ~! という格好の事例でしたね。

もちろん、英語で会話できるけど、日本語がおろそかになっている…ということはありません。

思うに、言語というものを覚え始める年齢(具体的には2歳になる前後くらい)から英語と日本語の2本立てでいけば、どちらも同じような感覚で言葉を覚えていけるのではないでしょうか。
子どもたちに「英語を勉強している」という感覚はもちろんありません。どちらもしゃべるため、表現するための言葉なのです。

単語をポツポツと言っていただけの子がセンテンスで話すようになるのを見ると、「おおーっ!!」と思います。同じ時期に日本語もやはり一つの文章という形で話せるようになっています。

母国語(日本語)がある程度話せるようになってしまっている年齢の子は、こうはいきません。
さらに、日本語で説明してもそれが理解できるほどの知能をまだ持っていないので、教える方はよけいにめんどくさかったりします(苦笑)

世間では最近は早くて幼稚園入園時期くらいから英語を始める子が多いのかもしれませんが、どうせ始めるなら幼稚園に入る1年前から英語漬けの時間を作ってあげてください。その方が大人子子どもも楽だと思います(笑)