キャスト紹介⑧ 大滝寛編 | 文学座『女の一生』

文学座『女の一生』

文学座『女の一生』。作:森本薫、補訂・演出:戌井市郎により、演出補:鵜山仁。1月→4月 首都圏・神奈川

皆さま、こんばんは🎃
アトリエでの通し稽古が終わりました。
細かい芝居の最終仕上げ、
まだまだ、まだまだ挑戦し続けます^ ^

今夜のキャスト紹介は、堤家の長男、伸太郎を演じます 大滝寛さんです。


先輩方からは、
「かんちゃん」と呼ばれています^ ^

大滝さん、研究所の発表会では、一幕の章介を演じてらっしゃったとのこと。

そして、本公演では96年、99年と栄ニをずっと演じていらっしゃいました。
そして、2014年からは伸太郎をー。
1つの作品を、年を経て、別の役で参加するというのは、感慨深いものがあります。

そこのところ、
大滝さん、いかがですか??

「うーん。夢中でしたからね。
わかんなかったなー。いろんなことが。
やっと少しわかってきたような。

何て素敵な作品かしらと稽古見てて思いますよ。先達たちの積み重ねもあるし・・・」


本当に。
大滝さん、本当に私もそう思います!!
稽古場でこんなに感動するんですもの。
素敵すぎます。女の一生。

って、ハードル上げてしまった  (-.-)y-., o O


私が好きな伸太郎の場面!
それは、二幕の春。
おけいちゃんに心打ち明けるところです。

商売のために勉強させられた清国語、そこから彼は三国志、水滸伝に魅せられ、八大山人や石濤の絵に興味を持つんですね。

もしかしたら、自分は学校の教師のような仕事がむいているかもと、日本人の生徒に清国語を教えたり、清国人の子供を集めて日本語や日本の絵の話をしてやるような仕事、そういう仕事ならほんとに楽しみな気がするのだが、、、って。


長男だから、店を継がなくてはならないけれど、本当は彼の中にも熱い願いがあるんです。

おけいちゃんが、栄ニと両想いなのかと思いきや、自分のお嫁さんになって、その中ですれ違ってゆく切なさも、胸がつまります。




でもですね、五幕、節分。
火鉢にあたると少し身体があたたまるように、ふたりが分かち合う時間が、なんともあたたかい。
すれ違い続けた時間を巻き戻すように、わだかまりが溶けてゆくような、、。


お稽古を見ながら、
「よかった、、」
ほんとにそう思えるんです。


大滝さん、明日、劇場入りですけども、
最後に一言!お願いします^ ^



「おのおのがたっ、いざ出陣!!」


きゃー!
よ!御大!
討ち入りですわね!
ドンドンドンと、
陣太鼓鳴らして行きましょう!!



稽古場バラシ、
トラックへ積み込み、、、




アトリエを後にして
明日はサザンシアターへ!!


「女の一生」
紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYA
10/23(火)           18:30 △まもなく完売(夜割)
10/24(水)13:30
10/25(木)13:30 △ まもなく完売
10/26(金)13:30  18:30
10/27(土)13:30 △まもなく完売
10/28(日)13:30 △まもなく完売
チケットのお求めはお早めに!! 
出演者、または文学座へご連絡ください。
文学座チケット専用 0120-481-034
※10:00-17:30 日祝を除く


ふみ 松山愛佳