大分公演。 | 文学座公演『花咲くチェリー』ブログ

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文学座公演『花咲くチェリー』の公演ブログです。稽古場の様子から各地での公演などの様子をお届けします。

こんばんは。


今日と明日は大分で公演。

無事に1日目終わりました。


今日は客席から物凄い集中力が伝わってきて、舞台上もとっても集中していました。


開演前、アナウンスで、

「舞台はみんなで作るものです。」

という言葉がありましたが、今日はその言葉を実感しました。


本日観にいらしていただいた皆様、本当にありがとうございました!


カーテンコールでのあたたかい拍手嬉しかったです。






大分での公演場所、iichiko総合文化センター 音の泉ホール。


ホールは、この建物の5階にあります。


舞台の大道具や小道具などエレベーターで搬入だったのですが、舞台装置の一部がエレベーターに入らなかったので、スタッフ全員の力を合わせて5階まで運ぶというイベントがありました(笑)


もちろん無事に舞台は仕込みましたよ。



なかなか新しいホールなので、綺麗な客席です。




ホールの天井。

いつも客席だけなので、ちょっとレアなアングルで撮ってみました。

何か特別なことがあるわけではないです。


僕の気まぐれです…。




土地が変われば、また気持ちも変わります。

新たな土地に来て、新たな劇場に来ると新鮮な気持ちになります。


劇場は場所によって、大きさが違うし、音の響き方も違いますし、客席の傾斜によって見え方も違ってきます。


特に音の響き方は、セリフの聞こえ方に関わってきますので、開演前にキャストそれぞれがチェックしています。


劇場の大きさによって芝居を変えることはありませんが、声の聞き取りやすさや動きの見えやすさなどは、ちょっと意識するだけでだいぶ変わるのでチェックは怠りません。


その土地土地での劇場の特性を活かして、より良い舞台をお見せできればと思っています。




本日は、貴重なショットを撮ってきました。




誰だか分かりますか?


チェリー役の鍛治直人さんです。


いつもは終演後の楽屋でのショットでしたが、今日は開演1時間30分前の客席通路で撮らせていただきました。


…寝ているわけではありません。

準備中です。


ストレッチをしたり、声を出したり、セリフをぶつぶつ言ったり、黙って集中したり…


開演前の準備の仕方は俳優それぞれ違いますが、個性があって面白いです。



あ、鍛治さんはマスクをしていますが、決して風邪をひいているわけではありません。

喉を守っているんです。


僕もそうですが、外を出歩いている時や寝る時などマスクをして喉をケアしているんです。


喉は大切ですからね。




ちょっとぼやけていますが、ジュディ役の藤崎あかね。


舞台の袖で一人ストレッチをしています。


薄暗く、狭いところで黙々と準備しています。




僕です。


藤崎あかねに撮ってもらいました。


鍛治さん同様マスク着用です。


ストレッチしている感じで写真を撮っていますが、これは写真用のポーズです(笑)


僕の開演前の準備は、ただ楽屋の自分の椅子に座って1時間ばかりじっとしていること。

もっとも絵にならない準備の仕方です…。


なので、ストレッチしている風に写真を撮ってみました。

また貴重な写真を撮り次第アップしたいと思います。



明日は大分最後の公演。


明日も頑張ります!




トム役  植田真介