第10回 出演者インタビュー! | 文学座公演『エゲリア』公演ブログ

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文学座公演『エゲリア』。9月7日~23日、吉祥寺シアター。

こんばんは!後田真欧です。
アトリエでの稽古も残り少なくなってきました。

一回一回を大事にしつつ、大胆かつ繊細に稽古に臨んでいきたいです。

今回ご紹介させていただくお相手は増岡裕子さんです。



稽古後、ビールを片手にフレッシュな笑顔の増岡さんアップ

増岡さんは岡本かの子の実の妹、大貫きんを演じられます。
きんは、病にかかったかの子の代わりに岡本家の家事やかの子の身の回りのお世話等をします。


増岡さんの経歴について簡単にご紹介させていただきます。

増岡さんは子どもの頃、お笑い芸人になるのが夢だったそうです。
きっかけは、小学生の頃テレビでよく観ていたという吉本新喜劇。
それからはお笑い芸人になることを目指していたのですが、
大学では演劇学科に入り演劇の歴史や歌舞伎等について学んでおられたそうです。
文学座付属演劇研究所には大学4年生の時に入所されました。
そして現在文学座の座員としてご活躍されています。

ではでは、インタビューに入らせて頂きます!

<増岡さんの最近のマイブームについて>お聞かせください!

「エゲリアの稽古が始まってから、稽古前にヨガ教室に行っています。
健康のために始めたのですが、チャクラが開いてとてもすっきりした気分になれます。」

増岡さんは他に、料理が得意だそうです。
得意料理はギョウザ!
皮で豚肉やキャベツを包んで揚げたり水餃子にされるとか。
中のキャベツを多くするとお得感が増すらしいですビックリマーク

<大貫きんという女性について>

「すんごい優しい人だと思います。かの子の創作活動を応援しつつも侍女のように身の回りの世話を全部しながら、かの子のことを精神的に支えている。
ちなみに、私自身はどちらかというとかの子の性格に近いと思います晴れ(笑)」

岡本かの子についてはどう思われますか?

「憧れの存在ですね。全てを投げ打って物事をとことん追求する姿勢がすごいです。
相当な決意と自信と、そしてポジティブな性格を持ち合わせていたんじゃないかな。」

そんなかの子の夫・一平のような人は?

「すごく優しい人。かの子の生き方を自分の事としながら一緒に生活していったんだと思います。
そして個人的に一平さんのような男性は大好きです(笑)」


<今回、若手が多い座組みについて>

「とても元気な現場です。
1人1人が挑戦する姿勢を持ちながら、これからもっともっと作品を盛り上げていきたいです!」

では最後に<意気込み>をどうぞ!

「お話は大正時代~昭和にかけてなのですが、私たち現代人はその当時の人たちの
生き様を忘れてしまっているところがあるんじゃないかと思います。
なので、「エゲリア」を観て少しでもハッと感じて劇場からお土産として持ち帰って頂ければ、と思います。がんばります!!」

増岡さん、ありがとうございました!!!

後田真欧



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