勝って負けると言うこと。 | 文学ing

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森本湧水(モリモトイズミ)の小説ブログです。

私は弓道をやっていますが、弓を引いていて、


まぐれで勝つなんてことはあり得ない。

たまたま、たまたま、相手が的を外してくれるかもしれないけど、まさか全部外す訳じゃない。

弓道で負けるのは
完全に自分に依存します。
弱いから負けるのだ。

ですがチームスポーツはその限りではなく、相手に何かがあれば自分たちが弱くても勝てることがある。

今日の息子達の新人戦がそう。


「これで勝ったと思うな。絶対に思うな!」

監督の厳しいことば。
お前達に負けたチームの無念を痴れ。

とのあまりに厳しいことば。

たまたま。
たまたま勝ってしまった彼らは残念ながら完璧に敗軍なのだ。
勝負は内容を勝ち取らなくては勝利ではない。


あらゆる文学賞の選考を通るひとたち。

内容で勝ったか?
まぐれだと思ったか?


思ったなら、
痴れ。