中学の同級生(第三回) | 文学ing

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森本湧水(モリモトイズミ)の小説ブログです。

先日諸事情あって中学の同級生とサシで飲みました。

 

今まではヤロウが集まって

「今日は女抜きでもりあがんぞー」

「おー!!!」

「おい!!!!」

 

みたいな飲み会だったんですが、このときはとある友人(男)とサシで飲みました。

卒業後交流は途絶えたとはいえ、もともと仲のよい友人だったので楽しい飲み会となりました。

 

森本泉は中学の時(今もだけど)

クソヤロウ

 

だったので、仲よくしてくれた友人というのは、よっぽど人間が出来ています。

この彼もその例にもれず、卒業後連絡が途絶えて最近また再会してから20年という時間の流れを感じさせない、

 

昔のままの穏やかな大人になっていました。

 

私は普段からいらんこと言い(くちはわざわいのもと)なので

酒が入るとなおのこと言わなくてもいい事ばっかり言って次の日にものすごく後悔するのですが、

今回彼も私が言わんでもいいことばっかりわあわあ言うているのを、

自分もガンガン飲みながら穏やかに聞いていてくれました。

(でも後半から記憶が定かでないので次の日やっぱりガンガンラインして謝りました)

(でもやっぱり穏やかに赦してくれました)

(この場を借りて、ごめんね)

 

↑飲むたんびにあやまらないけんような酒を飲むな!いい年こいて!!

 

そのべろっべろな飲み会の中で交わした会話なのですが、

私が、自分は今でも目標は小説家なんだ(私は小学校のころからお話書きで、みんなにそれを読ませてわあわあ言って遊んでいました)

 

と言ったところ、

彼は一笑に付すこともなく

 

「継続できることがすでに才能だ。」

と強く頷いてくれました。

 

泣いてやろうかと思った。

なんだよんなろう、もっと飲んでくだまいてやるぞ!!

 

とついつい思ってしまいましたねえ。事実更に飲んでぐでんぐでんになったんですが。

 

嬉しかったです。

自分の才能なんてとっくに諦めていたところだったので、こんな昔からの友人の一言はうれしかった。

 

だからって余計に頑張ろう、なんて勝手のいいことは思いませんが

(頑張るのはどんな時も当たり前のことだ)

 

小説家になりたい、という目標を笑わずに聞いてくれる友人がいるというのは、本当に心に来るものがあります。

 

(余談・この彼は前に書いた連作「その顔に、根の痕」に出てくる主人公宗田の友人、やっちゃんのモデルでもあります。)

(本人がよんだらばれるかな。読まれませんように)