吹き籠められているこんな日に、
姿の無い子を案じながら眠らずにぐずる子をもて余している
此の世の天井がいきり立っている日に
私の神経がなんの問題だと言うのだ
(イマコノシュンカン、タンボノアゼデ、ジンセイノサイゴヲムカエルアナタヨ、)
子どもの頃屋根裏部屋に憧れた心をおもいだす
何かあったとき
其処に逃げ込んで私は最期の瞬間を待つのだ、
そんな死に方にあこがれた、
屋根裏部屋は、なんだかそんなことを私に考えさせる
吹き籠められているこんな日に
姿の無い子はどこで何をしているのやら、
眠らない子はお構いなしに泣き出した、
そしてこの風の中貴方は体を濡らして自分の仕事に勤しんでいる。
皆で屋根裏部屋に籠って、
ロウソク一本分の灯りを眺めながら、
吹く風の音を笑い飛ばして、
朝が来るのを信じていられる、
状況が可能ならば私はきっとそうするだろう。
私は老けた。
だから風が吹く日にも、
何かを恐れる心が失われた。
それはきっと過ぎた時間の中でとても肝心なモノだった。