銀の間欠泉 | 文学ing

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森本湧水(モリモトイズミ)の小説ブログです。

夜の星は
嵐の残骸である、嵐の子供である、

昼間にそれが見えないとしたら
昼間がそのまま嵐だから。

あんまり嵐なものだから誰も気にしない。

しかしグラグラたぎったやつが
銀色の怒りをぶちまける。

嵐である。

銀色は哀しい色彩だ。

どんなに綺羅めいてみても、目立たない。

あなたの怒りがどんなにあなたを揺すっても、

誰も気付かないみたいに。

だから嵐はせめて宙空へと逃げる、何処までも逃げて小さな点になってしまうまで。