いつもありがとうございます。
苦楽園のコーヒー豆屋 bundybeans (バンディービーンズ) 店主 ナゴシです。
お時間の許される方はどうぞお付き合い下さい!
自己紹介その7です。
too much!最終回になるか!?
それでは、どうぞ!
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愛知にいた店主は転職のため、てくてく神戸に戻りました。
転職先は「生産地からコーヒーを輸入販売している会社」
自分のコーヒーに対する思いや情熱などちっぽけに思える程、コーヒーに情熱のある会社でした。
入社前に「とりあえず1度遊びにおいで」と社長にやさしくお声がけいただき、すごく嬉しかったのを思い出します。
当時はアフロヘアーでヒゲボーボーの社会人たる要素が一つもない私でした。
何も考えずに、スーツも着ず、髪もヒゲも切らずで行ったにも関わらず、社長は丁寧にコーヒーの世界の現状、焙煎のこと、商売の難しさのことなどいろんなお話をしてくださいました。
その時、この会社で初めて飲んだコーヒーはブラジル。
あの味は、未だに忘れられない。
(そんな素敵なカップを今も追求してます)
こんなコーヒーと毎日対峙するかと思うと興奮を抑えきれなかったことを覚えています。
そして入社。
社長、先輩、後輩、焙煎機、山のような麻袋に囲まれ毎日コーヒーに向き合う。
今までとは、コーヒーへ向き合う姿勢が変わったように思います。
一杯のコーヒーから、抽出方法、コーヒーを粉砕するミル、焙煎の状態、生豆の状態、生産国の輸送方法、生産国での精製方法、生産国での栽培方法、生産国の労働環境、生産国の状況。
一杯のコーヒーからたっくさんの情報を得て、一杯のコーヒーの重要性を知る。
すごい先輩に、必死についていき、いろんな、多くのことを学ばせていただきました。
焙煎やコーヒーに関する知識はもちろん、でもやはり感じることは、コーヒーに対する姿勢。
これは、生きていく上でも全てに通ずることだなーっと感じていました。
何事も、掘って掘って考えて、そこからまた掘りまくる。
物事を追求するっていうのはそんな始まり方かもしれません。
そうしていると「どうしよう、どうしたらいいかな」って悩んでいる時間が少なくなるような気がします。
すみません。少しよくわからない方向に行きましたが、
兎にも角にも当時はメカラウロコだらけでした。
疑問に思っていることは、いつも解決してくれる。
疑問に思っていることが、解決できるようになる。
まだまだ発展途上。
そんな日々を過ごすことができた、過ごさせてもらえた会社でした。
感謝しかない、そんな会社。
ありがとうございました。と今なら言えそうな、そんな気がする15の夜。
退職。
そして苦い楽園、苦楽園へ。
なにげにまだまだつづくー!!!