普段立っているときに、前のめりになっていて膝が突っ張っているのが気になっていた。
そこで、重心を後ろ目にすると膝が緩む感じがあり、これを心がけようかと思ったが、
かかとに重心が乗って、かかとが微妙に痛い気がするのが気になっていた。
また、もともと軸はある程度キープできて押されても耐えられるほうなのだが、
手にあまり力が入らず、手を体に近づけて軸で何かする、という対応しかできていなかった。
よって、手を介して技をかけるものがざっくりいうと距離があるものは手と体が分離して
あまりうまくいっていなかった。
どうしたらよいか、手に力が伝わるようにいろいろとやってはみているのだが、
そこまでの成果が上げられていなかったのだが、
この前中心取りを行っているときに、先生に、胸の力みで弱くなっていることを指摘された。
今まで、腰が固いとか、ひざが突っ張るとかで、その部分の対応方法は考えていたが、
胸の緩みはよく言うものの、特にこの部分がどうこうという自覚がなかったため、
緩めるという意識をしていなかったことに気づいた。
よくよく観察すると、常に胸周りに微妙な力が入っている様子だったので、
ふっと抜くことを心がけてみると、
特に意識することなく、ひざの突っ張りが減り、手に力が伝わりやすくなった気がした。
気になっている部分のみに着目していたが、他の部分が関係している可能性があったとは。
もともとマスクをしても、呼吸が浅くなる感じで慣れていなかったのだが、
これも胸周りの緊張だったのかもしれない。
少し呼吸が楽になった(気がする)。
意識して緩めることもそうだが、
最近行っている小太刀の素振りは腕を回すことで胸周りも動かすことになり、
緩めていく方向につながりそう。
いろいろと体をじっくり見ていきたいと思う。