世間では明日から三連休ですが
春のお彼岸ですね![]()
ハクモクレンの白い大きな花が
咲きだしていて
そばを通るのが楽しみです![]()
『聖女様に醜い神様との結婚を押し付けられました』
赤村 咲
角川ビーンズ文庫
令和5年8月発行
主人公は、
聖女になった幼馴染から
無理やり押し付けられ
「無能神」の代理聖女になった
エレノア
エレノアは伯爵令嬢で
聖女は、
男爵令嬢なのですが・・・![]()
母が亡くなった後は
小さなころから姉と共に
気の弱い実の父からも
聖女の方が可愛がられ
常に聖女の意見が通ってきました![]()
聖女は一見すると
純粋で優しいので
誰からも好かれますが、
独特な価値観を持っていて
まだ10代で世間知らずのこともあり
世の中の常識がなく
他人の立場や気持ちは理解できず
こちらの話は通用しません![]()
エレノアからすると
こちらの話は
全く分かってもらうどころか
歪曲されて受け止められ
小さなころから理不尽の連続です![]()
関わらないのが一番だと
よ~くわかっているのですが
向こうからやってくる・・・
今回にしても
聖女がはじめに
「無能神」に選ばれた後に
「最高神」の聖女にもなったことで
はじめの「無能神」の世話を
エレノアに押し付けにやってきて・・・
「エレノアちゃん
小さなころに神殿で修業して
聖女に憧れてたよね」
エレノア自身は
確かに神様が好きで
聖女の修業をしたけれど
神聖力が少なすぎて
とっくに諦めて
今は結婚式も目前だからと
断ったのに・・・![]()
聖女に指名した神様には
聖女の中でも
ひときわ光り輝いて見えました![]()
聖女は光そのもので
キラキラした笑顔や
キレイな涙を流し、
本心から良かれと思っての
言葉と行動をします
そんな最高神の聖女に
神殿では
清らかな心と涙に
感動に打ち震え
沢山の信奉者がいます
それは特に神官の若い男性たちでした
第一の聖女だけを崇め
救いを求め
争うように聖女様へ貢献し
目にかけてもらい
感謝の言葉をもらおうとし
聖女の周りでは
神官同士の足の引っ張り合いや
嫉妬や妬みはよりひどくなり
穢れが発生しても
本人たちに自覚はありません
穢れが見える人からすれば、
聖女の光が際立つだけに
部屋の中は
外の光も通さないほどの
暗さです![]()
さらに、聖女自身も
聖女の「最高神」と暮らす
神殿の邸の中にある
どの場所よりも濃い穢れが目に入らないし
穢れの浄化は神様がするもので
自分が穢れの発生源であることも
浄化するという意識もありません
だから聖女だけは
穢れに触っても平気なまま![]()
光が強いほど
闇は濃く深くなっていき
穢れも増えるのですが・・・
聖女に助けを求めてすがっても
困った顔をするだけで![]()
妬みや嫉妬
ネガティブな感情に飲み込まれて
穢れそのものになってしまうと、
その穢れに触れた他の人も・・・
聖女の側にいて
自分が聖女の一番になりたい
自分を認めてもらいたい
自分に声をかけてもらおうとした神官たちに
穢れが生まれているのですが・・・
その後
穢れが生まれた原因を
幼馴染の
エレノアにかぶせて
牢に入れたのは聖女で・・・
思い込みって
力もありますが
怖いですねー![]()
この世は
人が介在している以上、
感情が存在します
それぞれの人の思惑も違います
正義や善意が
穢れを生むこともある・・・![]()
光がいい
明るいのがいい
という思い込みは
時として
濃い闇を作る原因にもなることも・・・
正義や善意は
住んでいる地域や
育った環境によっても
違います
いくら話しても
分かり合えない人はいるものですが
それがこの世の現実ですね![]()
それにどう対応するかで
その人がわかります
善悪だけで捉えていると
納得も解決も難しいかな~
中間の落としどころを探って
三方よしで
みんなが安心して過ごせるような
社会でありますように![]()
季節の変わり目で
寒暖の差が激しいので
ご自愛くださいませ![]()
本日も読んでいただきありがとうございます![]()