『おいしい診療所の魔法の処方箋(レシピ)』
藤山 素心(もとみ)
双葉社
2020年10月発行
作者は医師もしています。
こんなかかりつけ医が居るといいな~![]()
と思えます![]()
主人公は、28歳の夢も資格も恋人もいない
医療機器卸売大手の子会社に6年勤める女性。
営業事務をしていましたが、
急に転属になり営業に![]()
営業向きではないので
上司の高圧的な物言いにさらにおどおど・・・
それから久しぶりに「じんま疹」が出るようになり、
徐々にひどく全身に広がり・・・・
あちこちの病院に行く羽目に![]()
ところがどこへ行っても原因がわからず、
大学病院でも診断は、
特発性蕁麻疹
薬もあまり効きません・・・
ドア越しに聞こえた医師の
「病院ショッピング」の声にショック![]()
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ついに紹介されて行ったのが、
どうみても民家にしか見えない
「んん診療所」
しかもそこでは、話をしながら
若いイケメンドクターが
目の前でご飯や飲み物を作って患者さんに出しています![]()
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そこで主人公に下った診断は、
ストレス性じんま疹
大人のじんま疹で、
アレルギーじゃないタイプは、
殆どがストレスが原因だと![]()
食物アレルギーだと思い込んでいても、
ストレスの負荷がかかった時にたまたま食べただけ
のこともあるようで・・・
ストレス性の場合の処方箋は、
好きな物を食べて、十分寝て、思ってることをできるだけ話す
あるいは、ストレスフリーに生きる
自分でも営業のストレスが原因だとわかっているのに、
止めようとしないから症状は消えません
緊急の場合は薬は出すし、効くけれど、
原因に対応しないと・・・
ドクター曰く、
「他人の人生を治療するなんて、
現代医療にできるわけないよね」
ここの診療所の基本的な治療方針は、
水分
糖分
塩分
そして、
食事
睡眠
必要なら薬も出したり点滴もしてくれる自由診療です。
自分には取り柄がないと思っていたのに、
ドクターに見出された才能は、
趣味で役立たずだと思っていた
趣味の人間観察力![]()
実はドクターからスカウトされるほどの
プロファイリング能力![]()
でもこれが自分ではなかなか信じられないのですねー![]()
そしてカウンター越しにドクターの作るご飯は
患者さんの症状に合わせたもので![]()
鶏のそぼろ丼
カフェラテ・・・
人間の微細な不調を訴える原因は、だいたい
水分
糖分
塩分
のどれかが不足していることが多い・・・
おおざっぱに言えば、
「糖分」は、判断力に影響し、
集中力に欠けたり
いつもできることがうまくできない時は、
大体血糖が下がってる・・・
「だるい」という症状は、
脱水傾向や塩分低下になってることが多く、
ひどい時は、頭痛にもなる・・・
それを考えれば、
日本の調味料は便利です![]()
しょう油
砂糖
みりん
これにお酒を入れて
アルコールを煮飛ばせば大体和食っぽくなる![]()
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この本を読んだ夫は、
「私がよく言う食育みたい
」
だと言いました![]()
具体的で簡単なので試してみたくなります![]()
この地球は体現の星![]()
体験するために生まれてきたのですから~![]()
また、この小説に出てくる
小学一年生のお腹がいたいとやってくる過敏性腸症候群も、
主人公のお母さんの特発性難聴も
過呼吸なども・・・
心身症に関係する元は、
ストレスからくるものだと言います。
ストレスの内容も度合いもそれぞれ違います・・・
草や木、虫や道端の石でも
そこに存在しているだけで使命を果たしているとも![]()
そこにいるだけでいい![]()
どこか自分に厳しい人にとっては
自分にやさしくなれる魔法かもしれませんね![]()
本日も読んでいただきありがとうございます![]()