今日も台風のような強風が吹き、

止めていた自転車が倒れています・・・びっくり

 

図書館で偶然目に留まった本を借りました本

 

『 100歳まで生きる手抜き論

    ようやくわかった長寿のコツ  』

 

  吉沢 久子 著  幻冬舎新書

              2017年11月 第一刷発行

 

高齢社会になったお蔭で、

90代、100歳の方の本が目につくようになりましたね~キラキラ

 

この方々からすれば、

60代、70代はまだまだ若者でしょうか爆  笑

 

だとしたら、還暦前はひよっこ・・・かも??笑い泣き

 

 

著者は、夫を亡くした66歳の時から30年以上一人暮らしで、

100歳になっても楽しんでいます。

 

エッセイストで、生活評論家としても活躍されているので、

わかりやすい文章です。

 

字も大きいので助かります合格

 

旦那様も気になったのか読んでいました本

 

高齢社会に入った現代は、

少しずつ衰えて行く身体と向き合う時間があります。

 

身の回りのことを自分でするためのコツは、

そのまま健康でいるためのコツでもあります。

 

その心得の一つが、

 

病気にはなっても病人にはならない

 

ケガをしても病気で入院しても、病人にはならない著者。

 

医師へ自分が食べられる食事の仕方を伝える事は大切なのですね。

それで間食をしていました爆  笑

 

年を取ればとるほど、出来ないことが増えるので、

家事も人間関係もシンプルになっていく様子がわかります。

 

家の片づけも、すべてを断捨離が出来ないならしなくてもいい。

介護のリフォームについても、すべてをバリアフリーにするのではなく、

負荷をかけた方が肉体が鍛えられるので、

そのままの不自由さを利用する・・・

 

発想を転換すれば、意識は変わり

ラクに暮らせるお手本の一つです。

 

 

また、新聞記者をしていた義弟に尋ねたのは、

 

新聞記者として、いちばん大切な事は何?

 

「それは、結論をださないこと

 

「どんなことも、こういう見方もあるし、ああいう見方もある、

だけど中道はこうだ

という書き方をしないと偏っていると言われてしまう。

 

結論を出さない書き方をするのが新聞記者だ」

というものなのだそうです。

 

これを聞いた作者も、

ああなるほど、生き方もそんなふうに考えればいいな、と思いました。

 

 

 

さまざまな見方をした上で、

決めつけてしまわないで、中道でいるということは、

自分に幅をつくり、他者に寛容になれます。

 

そんなこともあるよね

仕方ないよね

 

こうとらえることができるのも、

そこを越えたからこそなのでしょうね。

 

何かが気に障っても、

お互いさまだからと思える度量

 

 

さらに、作者が亡き夫から言われて大切にしている言葉は、

 

「美しいものは決して見落とすな」

 

「他人のいいところだけ見ろ」

 

「駄目なものというのは、子どもが見てもわかるもので、

大人にはそれが見えて当たり前。

大人でなければ見つけられないような、いいところを見るのが大事だ」

 

そのほうが、自分自身の心を養うことにもなるのだ」

 

 

 

他人の駄目なところだけに目を向けることは、

美点を見落としているせいかもしれません。

 

悪口や愚痴が苦手な人は、

駄目なところばかりを言う人からは、距離を取るようになるかもしれません。

 

すべてはやはり自分に返ってきますから、

人が言っている何を自分がいいと思っているか

どんな人が周りにいるか

で、自分のレベルもまた教わっていることになります。

 

その上で、自分はどうありたいかクローバー

 

一度きりの人生ですから、

著者の言うように、

 

長生きの秘訣は、

いい意味での”手抜き”にある

 

掃除や料理だけでなく、人間関係にも

力が抜けたいい意味での”手抜き”を

取り入れられることが出来るといいですね音譜

 

本日も読んでいただきありがとうございますドキドキ