まいどです。
母鳥が調子悪そうなので、引きついだシナモンふぁいぶ、昨夜の時点で5~11gといろいろですけど、みんな元気に育ってます。
おっきな子は目が開いてきました。となると、ふ化11日目です(ふ化した日が1日目)。誕生日は20日ですね。
ところで、ふ化10日目に親鳥から引きつがないといけない、とか書いてる飼育本があったんですけど、信じちゃダメですよ?昔、たっくさん繁殖する人たちがなるべくたっくさん親鳥に次の繁殖をさせようとして、差し餌がしやすくなるこのくらいに巣からヒナを取り出していたのと、目が見えるようになると親鳥の姿をおぼえて人を親と思わなくなる、なんて思ってそんなことを言ってるだけですからね。ほんとは、目がひらいてもほとんど見えないから、見えるようになるふ化14~16日目までは問題なくて、17~19日目だとかなり警戒されて、20日目以降は拒否られる可能性大になるんです。
未経験だったり知らないなら黙ってりゃいいのにと思うんですけど、知ったかぶりしたがるんですよ。
知ったかぶりと言えば、文鳥にペレットを薦めてる獣医さんもそうでしょうね。
今現在、動物園とかでの飼育は「エンリッチメント」が大事にされてて、それは何かってーと、より自然に近い生活をさせて本能を刺激してやる気満々で繁殖も出来ちゃう環境にしないとねー、って話です。
犬とか猫とか大型鳥類とかだと、生肉を用意したり栽培しにくい植物とか毎日は用意できないので、ドックフード、キャットフード、鳥用ペレットにするしかなくて、食べ物以外で本能を刺激するような、おやつだったり遊具だったりを用意して、「エンリッチメントをめざそうぜ!」なんですけど、文鳥ってのは別名米食い鳥で、人間が食用にしてるイネ科の穀物が、もともとの主食なんですね。わざわざ、人工のエサにしなくても、フツーに売ってる配合エサが「エンリッチメント」なわけです。
しかも、犬や猫なら、容器に入れたらすぐ食べてくれるので、「カリカリだよ~!」となるんですけど、あいにく、小鳥は少しずつか何回も何回も食べるから・・・、エサ入れのペレットは湿気ってまずくなっちゃうんですね。どう考えても、文鳥の飼育に適した代物じゃないので、薦める人ってのは、鳥種によって大きく違う飼育について知ったかぶっているだけだと、私は思ってます。
もちろん穀物だけじゃ栄養的に足りないので、青菜やボレー粉などを副食に用意しないといけないんですが、簡単でしょ?豆苗を100円で買ってきて、ちょっとずつ与えるとかして、小松菜とかおみそ汁で使ったら小鳥にもあげるだけ、ボレー粉なんて配合エサに混ぜときゃいいんです(繁殖の場合は別容器でたっぷりと)。へんな人工エサでなんかの栄養が過剰になるよりよっぽど安心です。
殻が散らかるのがイヤなら、殻をむくのは自然な行為で「エンリッチメント」なんだ!と思いながら。外掛け水浴び容器をエサ入れにしたらいいです。多くは中で食べるので外に散らないです。
動物病院でしか売ってない処方食なんです!とかいばってたりすることもありますけど、おんなじフレーズを20年以上も言ってるんですよ?海外製は輸入コストで高くなってるだけ、日本製は売れないからたくさん生産できなくて安くならないだけ、ドックフードみたいに安くないし必要性がないから使ってる人はあんまりいないのが、現実なんですよ。
文鳥だったら、江戸時代以来の環境でも繁殖して続いてるんですから、元々それなりに「エンリッチメント」だったと見なすしかないんです。ろくな環境じゃないんですよ?飼育場所は夏でも冬でも外だし、エサなんて殻付きのアワとかヒエであとテキトーです。それでも、檻の中のライオンみたいに生殖に関心もなくうたた寝ばかりの生活にはならなかったんですね。となると、殻をむくって摂食行動が、かなり「エンリッチメント」だったのかもしれないです。その行動を奪ったら、「エンリッチメント」に反することになるでしょうね。もちろん、特殊事情で必要な場合もあるでしょうけど。一般に薦めるのは変でしょ?
