さくら | 着物と私

着物と私

家族が大好き、我が家が大好き。優しく穏やかで静かに暮らしたい。

重いコートを身にまとい 寒い冬の冷たい風に耐えた その一輪

まだかまだかと 蕾を膨らます時を じっと待っていた


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硬く閉ざした蕾の中で 凍える吹雪に体を丸め待った その一輪

あともう少しだと 蕾を開く時を 待ち侘びていた




青空に咲きほこる 自分の姿を 夢に描きながら

燃え盛る 魂の炎を 内に秘めながら

北風と 雷雨と 吹雪に ただひたすら耐え忍び

冬を越えた その一輪




もういいかい?


     まあだだよ


もういいかい?


     もういいよ




耐えれば 耐えるほどに 美しく咲き誇る その花は さくら

耐えれば 耐えるほどに 美しく咲き誇る その花は あなた

耐えれば 耐えるほどに 美しく咲き誇る その花は わたし




もういいかい?


     もういいよ

     さあ  君の番だよ




ありがとう

わたし 今 咲き誇ります

潔く散りゆくその時まで 咲き誇ります 精一杯に 


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今日から 新年度がスタートしました。

生きているといろんなことがありますが 幸せに向かって 今日も一歩前に進もうと思います。

大きなことなんて望みません。 ほんのちょっとの幸せが 少しでも多く訪れるように

いつも笑顔でいたいと思います。

辛い事があったときは 目をつぶって思い浮かぶ あの人に 打ち明けようと思います。

こころはいつも晴れやかに 今日の日のこの青空のように。

 

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