2月の読書リスト | ただぼんやり生きている

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ただなんとなく過ごしている日々の戯言~編み物と本と食べ物 その他

2月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2433
ナイス数:35

コットンが好き (文春文庫 た 37-7)コットンが好き (文春文庫 た 37-7)感想
文章も面白いし、エッセイのテーマの写真も美しい。 越路吹雪や藤田嗣治との交流もうかがえて興味深い。
読了日:02月28日 著者:高峰 秀子


おいしいおはなし: 台所のエッセイ集 (ちくま文庫 た 74-1)おいしいおはなし: 台所のエッセイ集 (ちくま文庫 た 74-1)感想
高峰秀子さんの文章を初めて読んだけれど、きりっとしていて男前。かっこいい人なんだなぁと思いました。 選んだエッセイも渋い、堅実な話が多い。
読了日:02月26日 著者:


あつあつを召し上がれ (新潮文庫)あつあつを召し上がれ (新潮文庫)感想
料理にまつわる短編集。 お話自体は先の展開が読めちゃいましたが、料理の描写はとてもおいしそうで満足しました。
読了日:02月21日 著者:小川 糸


水の迷宮水の迷宮感想
種村季弘×泉鏡花論 面白くないはずはない。 女性像の特徴、水属性の話、高層階への恐怖というのが印象に残った。 本職のドイツ文学の引用部分は理解が難しかったが、それ以外は読みやすい。 川上弘美さんとの対談も面白い。
読了日:02月20日 著者:種村季弘


アンソロジー カレーライス!!アンソロジー カレーライス!!感想
「ライスカレー」という風情の話が多く、読んでいるうちにカレーが食べたくなってきました。 紙質もフォントもレトロな雰囲気でしたが、「と」の字が旧字のようで、読みにくかった。
読了日:02月14日 著者:阿川佐和子,阿川弘之,獅子文六,東海林さだお,安西水丸,滝田ゆう,寺山修司,中島らも,林真理子,藤原新也,古山高麗雄,町田康,色川武大,向田邦子,村松友視,山口瞳,池波正太郎,吉本隆明,よしもとばなな,吉行淳之介,伊集院静,泉麻人,伊丹十三,五木寛之,井上ひさし,井上靖,内田百閒,内館牧子,小津安二郎,尾辻克彦,神吉拓郎,北杜夫,久住昌之


幸田家のことば: 知る知らぬの種をまく幸田家のことば: 知る知らぬの種をまく感想
奈緒さんの緒の字は文さんの命名で点がついているのをこのエッセイで知り、今更ながら気が付いた。(変換では出てこないのね) 露伴、文のきりっとした文章から玉さん、奈緒さんの柔らかい優しい言葉遣いへの移り変わりもこの本に出てくることばを通すと共通するものを感じる。
読了日:02月10日 著者:青木 奈緒


パリからのおいしい話 (中公文庫 と 21-1)パリからのおいしい話 (中公文庫 と 21-1)感想
「どんびえ」懐かしい! 80年代のパリの料理から体感した食文化の記述が興味深い。 石井好子さんのエッセイの時代にはブイヤベースのおいしいお店がたくさんある印象でしたが、戸塚さんの生活していたころには少なくなっていっているよう。 普遍的だと思っていたフランス料理でも、伝統食の継承は難しくなってきているのでしょうか。
読了日:02月07日 著者:戸塚 真弓


半七捕物帳: 江戸探偵怪異譚 (新潮文庫nex)半七捕物帳: 江戸探偵怪異譚 (新潮文庫nex)感想
読書メーター登録していてジャンル区分けを見たらライトノベル?! 宮部みゆきさん選ということもあってか、怪異話が多かった。 幕末の江戸の雰囲気と作者の文章力でぐいぐい引き込まれる。明治の文明開化へのアンチナーゼの要素もあるのだろうか。
読了日:02月03日 著者:岡本 綺堂


ひと皿の記憶: 食神、世界をめぐる (ちくま文庫)ひと皿の記憶: 食神、世界をめぐる (ちくま文庫)感想
地元大阪の幼少期の思い出の食事。 関西や山陰、金沢のローカルフードは興味深い。 酒粕に黒砂糖を包んで焼くのはおいしそう。 海外の食事もかなりローカル、地元の家庭料理に挑戦していて見知らぬ料理ぞろいでした。
読了日:02月02日 著者:四方田 犬彦

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