6月の読書リスト | ただぼんやり生きている

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6月の読書メーター

読んだ本の数:6冊

読んだページ数:1401ページ

歌行燈・高野聖 (新潮文庫) 歌行燈・高野聖 (新潮文庫)
清廉な高野聖の姿と鏡花のキラキラした文体が芸術ともいえる美しい作品。大好きです。
読了日:06月26日 著者:泉 鏡花


逆軍の旗 (文春文庫 (192‐11)) 逆軍の旗 (文春文庫 (192‐11))
タイトルになっている「逆賊の旗」は最期が書いていないところが光秀目線を演出しています。

「幻にあらず」聖君であり続けるつらさがしみじみと伝わってきました。
読了日:06月19日 著者:藤沢 周平


フィンガーボウルの話のつづき (新潮文庫 よ 29-1) フィンガーボウルの話のつづき (新潮文庫 よ 29-1)
脈絡がないようでいてきちんとつながっている。不思議な連作。
読了日:06月15日 著者:吉田 篤弘


幸田文 きもの帖

幸田文 きもの帖
本の内容も勿論いいですが、クラフト・エヴィング商會の装丁が素敵です。裏表紙に注目^^
読了日:06月11日 著者:幸田 文


夕闇の川のざくろ (ポプラ文庫) 夕闇の川のざくろ (ポプラ文庫)
しおんは自分?作者自身のような気もする。
読了日:06月06日 著者:江國 香織,守屋 恵子


幸田文 台所帖 幸田文 台所帖
細やかな心遣い、注意を払ったピシッとした台所。

エッセイの後に収録された小説「台所のおと」は彼女らしい感覚にあふれた傑作でした。
読了日:06月04日 著者:幸田 文

読書メーター


こうやってみると、6月はあまり


読書がはかどらなかったですね。


でも幸田文の2作はかなり読み応えがあり満足しています。


7月もまた面白い本が読めるといいなぁ。