コナカの格安オーダースーツ店「Difference」でスーツを作ってみました。こちらは男性用と女性用、どちらも作れます。
Differenceとは何か、格安オーダーとは何かは、ググればアフィリエイトがらみの話がたくさん出てくるので、それを読んでいただければ。
でも簡単にいうと、佐藤可士和プロデュースのオーダースーツチェーンで、ユナイテッドアローズのグリーンレーベル程度のご予算で、体のサイズに合ったスーツを好みの色柄の生地で作れますよ、という感じですかね。
かつ、アローズ本体で買うだけの予算を用意すれば、結構な高級生地も使えます、と。
では、始めます。
まずはネットから店舗に来店予約。初回は店舗での採寸が必要で、2回目以降の注文はスマホからオーダーできるようになります。
店舗はビジネス街にある某店を選びました。予約入力時に、何がほしいか、どんな場面で着るかなど用途をきかれます。「こんなスーツがほしい」というのを具体的に、写真張り付けでリクエストすることもできます。
それで当日。行ってみました。お店には店員さんが二人いて、30代後半~40代の人と20代後半~30代前半ぐらいの人の二人。
どちらも柄ものジャケパンのおしゃれさんで、それでも、社会人としてはあり得ないというほどではない、ぐらいの派手さでしょうか。
僕の担当に付いたのは若い方の人で、話してみると、きちんとした普通のさわやかさんです。終了までだいたい60~90分かかるとのこと。
まず最初に布地選びから。価格帯は35000円、5万、7万、10万の4段階あるんですが、当然一番安い価格帯をチョイス。
ここの価格帯は春夏ものだと、ポリエステル50%ウール50%混合の生地が多いような印象ですが、見た感じはそんなにひどい質感ではありませんでした。
毛100%の生地は、5万円からとなります。
その次に採寸。まずどんな感じのスタイルが好きかという質問です。
僕はグリーンレーベルで買った英国っぽい(なのにパッチポケットという謎のデザイン)スーツを着ていったのですが、「今着てらっしゃるような、しっかりしたデザインがお好みですか?」と聞かれたので、「うーん。もっと柔らかい感じが」と答えたところ、「わかりました。パッド薄めのリラックスした感じで行きましょう」といわれました。
ぶっちゃけ、Differenceは英国調とイタリア風の2種類(イタリア調の派生形のシャツジャケットもあるにはあるのですが)しかありませんので、イタリア風を選択したということです。
この店は必ずシャツとジャケットとパンツの寸法を採られます。シャツを買う予定が無くても、お店のサンプルシャツを着せられた上でサンプルスーツを合わせます。
さて、採寸でやることは、肩幅とかバスト、ウエストなど、お約束の一連のものですね。
適当な店は片手片足の長さしか測りませんが、ここはきちんと両手両足、両手首を測って、利き手利き足の長さの違いを入力していました。
より具体的に言うと、ビームス銀座でスーツの丈詰めをお願いすると、いわれなくても両手両足を測りますが、グリーンレーベルは丸の内も池袋も新宿も、黙っていると片手片足しか測りません。
さて採寸データを元に、サンプル服に着替えさせられます。オーダースーツ店を名乗るところでよくありがちな仰々しいゲージ服ではなく、ごく普通の無地の上下とシャツです。
よく「オーダーには普段着ているワイシャツを着ていくように」といわれますが、ここはTシャツ・サンダル(革靴風サンダルも貸してくれます)で行っても問題ない、ということです。
逆に言うと、いつものシャツを着て行っても、別のシャツを着せられるので、いざ完成したときに普段のシャツとそでの長さがうまくあわないかも、というリスクもあるんですが。
まあ、あとはサンプル服を着て、袖や裾をつまみながら微調整です。サンプル服方式は、採寸が相当へぼな人でも問題が起きにくいので安心です。
ちょっとおもしろかったのは、微調整は針止めではなく、ぐいっと折り返した布地をゼムクリップでとめてやったこと、です。これなら店員が素人でも安心ですし、針止めより直したあとのイメージがわかりやすくてよかったです。
さて、店員さんが最初に持ってきたサンプル服を着てみると、だいたいサイズがあってましたが、パンツの胴回りはマイナス1センチしました。
パンツの調整は、はいた後に一度ヤンキー座りをさせられてから測りました。丁寧でいいと思います。
パンツのまた下、渡り、裾幅は自由に調整可能です。
裾は結構なテーパードを掛けるよう勧められました。「裾幅は15センチはいかがでしょうか?」って言われましたが、大学生がスキニーパンツ買いに来たんじゃないんだから、それはないでしょう。
難色を示すと、「では17.5センチでは」。
20センチぐらいでも良いかなと思ったんですが、今回は店員さんの技量と好みを見る(そして2回目以降ネットで注文する際に、自分で補正)するという目的もあったので、よほど変なことを言ってこない限り、うんうんとうなずいて素通しするようにしました。15センチはいくら何でも無しですけど。
ジャケットは肩幅がもうちょっとコンパクトでも良いかとも思いましたが、店員は「これはこのままのサイズで、肩も胸もおなか周りもぴったりですね」とのこと。確かに胸と腹はそうでした。