●ポジティブな祈り
ポジティブな祈りは脳にどのような影響を与えるのかというと、『脳内快感物質』と一般的に呼ばれる物質が分泌される。前向きな心で、感謝の心で祈る時、脳を活性化させる。体の免疫力を高めてさまざまな病気を予防する。記憶力が高まり、集中力が増していきます。
ただし、ポジティブな祈りでも「攻撃的な祈り」はよい祈りではありません。

たとえば、スポーツなどの勝負事に勝ちたいという祈りは、ポジティブな祈りといえますが、一歩間違えば「ライバルを蹴落とし、叩きのめしたい」という攻撃性の祈りに力点が置かれ、いわゆる『怒りのホルモン』が分泌されます。

その場合、体を戦闘態勢に入らせるために血圧を上げて血液を体中に行き渡らせたり、すぐに筋肉が使えるように血糖値を上げたりする作用がある。
生体がバランスよく動くには、不可欠な物質であるが、出すぎると血圧・血糖をあげる働きがあるため、高血圧・糖尿病・脳出血などのリスクを高める恐れがあります。

「ポジティブな祈り」と「ポジティブだか悪い祈り」の違いは微妙なもの。
まさに紙一重といえます。

続く→