里親募集 も 里子募集 も経験ありの、わたくし ka2
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申し込まれる方が いい人か
難しいか
決めかねる事がよくあります。
たいていの方が、フリーメールアドレスで申し込んで来て、
名前も名乗らず。「猫、まだいますか
」
よく、「猫いますか
などの失礼な一行メールを寄こす方はお返事いたしません。」
なんて、条件ばぁぁぁぁ~っと書いてる里親募集を、見かけます。なんで![]()
募集時メール
①「東京都港区に住む○○と申します。家族全員が動物大好きです。父親・母親・子供二人・私です。母親がいつも家にいるので、 寂しい思いはさせません。飼育歴もありますので、ご安心下さい。約束事は守り、大切にしていきます。アレルギーもありません。家も一軒家で、庭もあります。かかりつけは近所の○○病院で、信頼できる病院なので大変に安心です。保険にも前の子は加入していました。その子も最期まで大切にしていきます。」
完璧な家庭だなぁ~~。
そうとう、里親募集掲示板、読み込んでんだよね。(あははっ
②「猫、まだいますか
」
この2つに同じ返信を入れてみる。
たいていの確立で、私は後者を選ぶ事になります。
回数を重ねて行くと、決して、文章上手い人だけが“良い飼い主”ではない。という事がわかるようになります。
後者・・・たいていは、里親掲示板が初めてで、「何書いていいんだか?どう段取りすればいいんでしょうか
」系が多い。
メールのやり取りも段取りが悪く、こちらが流れを作らないと、なんにも言えない人
も多い。普通なら、対象外なんでしょう。
基本的に、のら子猫を申し込む方には、一回目の返信で、「いかに のら子猫 にリスクが多いか」あるいは「なんで子猫が欲しいのか
」など、相手が少し不愉快になる内容を、敢えて書き込んでみます。この時点で、半分は返信が来なくなります。
次に たいてい 、意見が合わないのが、血液検査をするしない。
基本的に、わたしは半年越さない 猫 に、血液検査はしない主義です。
うちの、ゴロ と クゥー も1歳前までしていませんもの。
子猫の場合は“移行抗体”の関係で、小さいうちに血液検査をしても、正確な結果にはなりません。生後2週程の子猫に、体に負担がかかる「血液検査・レボリュ―ションをして寄こせ。」と
言われる事も多い。
「とりあえず、安心しておきたい。」「なら、お迎えしてから自分でやって
」
「仕事が忙しいので、そう何日も休めない。」
話は大きく変わって行きます。
よく、ペットショップで購入しても、風邪ひくと返品する人いるみたいですが、ペットは 風邪ひいたらいけないんですかね![]()
先の完璧文章をよこす完璧さんに限って、意外と嘘も多く、お迎え当日に、家族に「猫もらう。」と言って、離婚騒ぎでドタキャンした夫婦もおりました。
朝、お届けして「父親が全身かゆくなって・・・」と夕方には返品。
そんな訳で、学生駄目・婚約中駄目・高齢駄目(いくつから
)・飼育経験のある方、、、なんてのは、我が家ではありません。
そして、「その人が本当に良い方」かどうかわかるのは・・・お断りした後なのです。
「子猫は気長に縁のある子を探します。その子猫ちゃんが幸せになりますように
」
そんな時は決まって思うのです。「もう1匹いたら良かったのにと・・・」