GW放置で熟成されたポルコの顛末のテン!
時は遡りGW最終日。
いつもの場所で秘密の集会が開催されるとの情報を聞きつけ、GW期間でじっくりと熟成(放置)を済ませたポルコを蔵出し。
ムムム!?放置してたからヘソを曲げたのか?
左側のポジションランプが点いてないですな
接触不良か球切れか?
交換は凄く簡単!と、いいたい所だけれども、作りの悪いソケットから電球を引っこ抜く作業が格闘レベルで大変なの。
叩いて直らなかったので、とりあえず放置でそのままデッパツでい!
なんと悲しいことに、かなり走ってエンジンも温まっているはずなのに、クシャミ症状がおさまらない。
せっかくのGW都内ガラガラハイペースサーキット状態なのに
アイドリングだと回転もバラついてちょっとかなり不安定になる
でも走ってる分には全く問題ないからバシバシアクセル踏めるけどw
それにしても、点火タイミングとりなおし&コンデンサ交換で少し調子を取り戻したはずなのに
ポルコよ、熟成が過ぎて腐敗したか!?
確かに発生頻度は少し改善しているが、こんなにいつまでもバックファイヤーが続くなんて今までなかったよなぁ。
ちっちゃい車の秘密の集会にクシャミしながらもどうにか合流。
どうにか合流とは、ちと大袈裟か?w
ホワイトリボンならぬホワイトレター仲間が増えました
文字も大きくて、これまた海外で大人気のTOYOのロゴがマッスルな雰囲気を漂わせていて、かっこいいな〜
「K」が塗ってないけれど
スターウォーズの飛行機を眺めつつ、本日の秘密の集会は散会!
帰宅してパークリ吹き付けて二次エアの確認。
いやはや、すぐ近くの露出エアクリから気化したパークリ吸っちゃうから、どこへ吹き付けてもエンジン回転上がっちゃうw
お遊びはここまでで、ちゃんと怪しいところを重点的に探りましたよ。
CARBの構造により多少違うけれど基本的には負圧によってガソリンが空気と混ざるポイント(こやつはスロットルシャフト直前)より燃焼室内(プラグとか)までで確認。
このCARBのスロットルシャフトは元々機密性が薄い作りなので本来のセッティング時にも考慮されているはずだから、よっぽど摩耗しているとかない限りは無視していいな。
想定はしていましたけれどインマニ側で二次エア確定ですね
ということで、前回のポルコのメンテナンスに不足事項ありということでGW最終日が終了。
さて、いつ手をつけるのでしょうか
で、あっという間に11日の土曜日。
もうこの時期になると晴れた日の午前中は炎天下の中での作業になるので、とてもじゃないけれど作業なんてやってられない。
準備だけしておき、ヒーコー飲みながら日向ぼっこ。
DGFの図面をネットで探したけれども検索下手なのか情報が拾えなかったので、転がっていた似たようなDGSのパーツリストで、、、やってる感を楽しむ
あくまでもできる人の雰囲気をかもし出しているだけなので、炎天下にも関わらずものの数分で必然的に寝落ち。
陽射しも陰った13時過ぎになってようやく作業開始。
薄くなった頭皮が痛いぜベイベー
エアやガスの漏れた跡を確認するために、CARBをそっと外す。
が、汚過ぎてよく分からんのが現実w
しかーし、分かる人には分かるのだ
ほらね。
てか、切れてるところが分かりづらい写真だなーw
相変わらずインマニと接続するスペーサーの上側のガスケットはすぐにダメになるな。
ただこの崩壊の仕方だと、激しい二次エア症状までにはならないな。
と、過去の経験から思う。
パークリチェックで分かったのは、こちら側よ。
インマニ上のガスケットじゃなくて、その奥のポートに繋がる所のガスケット。
それにしても、なんて構造だい!
ポート研磨やスムージングなんて真正面から完全否定の造形美。
「美」なのか?w
昔外した時にも驚愕したが、改めて「何考えてんだよ」って感じよね。
特にこのポート直前の空間は容量拡大のためのインテークチャンバーなのか!?
単なる空気の踊場だと思おう
さすが後付けパーツ
それにしても「気持ちは分かるが、ちょっとそれはヤバいだろー!」って所は、この際だから改善するつもり。
作業を進めて行くと、アレやコレやとやらなきゃなぁと気になるものが増えるのは、ある意味アルアルなのでアール
ビンゴ!
見事にガスケットがちょん切れております。
「ちょん」は差別語か?
まぁどうでも良いや
久々に見たインテークバルブは相変わらずとても綺麗だったので、ちょっと嬉しい
むむむ!?
そんな事もあんな事も全て吹っ飛ぶインマニ取り付け用のスタッドに違和感
相変わらず分かりづらい写真ばかりですがw
なんだかとっても適当に穴開けてタップたててませんかね?
写真右側のスタッドなんて斜めになってるし、左右で場所も違いすぎる!!
適当に穴開けて、間違えたから反対側の穴あけで場所の調整しただろ、、、。
いや、こうやらないとインマニ装着時にロッカー側との位置的な辻褄が合わないのか?
ヘッドの肉厚的にギリギリの場所で、ここ以外にスタッドをたてられないから斜めにしてるのか!?
プロの仕事に対してプラスで受け止めるべきか、マイナスで受け止めるべきか、、、
因みに、これが後々余計な作業が増える原因となるんだけれど、この時は気が付いていないのであった。
この様な取り付け加工の状況だからなのか、そもそもポン付けできない品質だからなのか、とにかく恐ろしいほど攻めたインマニの追加工の跡w
両端のスタッドスペースをえぐった所なんか、肉厚1mmぐらいですかねー
てかさー、こんなにスタッドスペースの肉厚削ぎ落としたらガスケットなんか押さえ利かんだろー
そりゃガスケットも抜けるわけよ
それに、そのうちクラック入りそう
せめて裏側に肉盛りしてくれ、、、ヘッド固定のナットがあるから無理かw
もうね、こういう改造の仕方する車屋さんって嫌い
こういう辻褄合わせは、素人のオイラ達だけに許されたやっつけ作業特権なの!プロハマネシチャダメ!
※この車を仕上げたのはどこかのショップであり主治医ではありません
ということで問題の部分も分かったので、とりあえずCARBをざっくりと洗う。
もちろん分解清掃は、、、やらないw
調子が良いCARBをバラすほど気の利いた性格ではないのである
てか、レアなCARBだけに想定外の破損が怖い!
とはいえ10年近く前に既に入手済みのウェーバー30DGFのリペアキットは、真鍮フロート含めて一式あるよ。
ただし今回問題となっているのはDGF装着用のインマニ用のガスケットなので、キットには入ってない。
このガスケットはシングルポートのノーマルCARB車と同じなのか?
とりあえずよく分からんw
要は大して必要でもないのに中途半端にキットを開封したくないのであーる。
要はケチなのじゃ
日曜日はお天気予報の「雨雲情報」に踊らされ、すぐに撤収できる体制で作業開始。
1mm厚をチョイスしてガスケット作成。
切り出しが楽なので0.5mmでやろうと考えていたけれど、あのインマニの加工状況を見てしまったら1.5mm厚でも薄い気がする。
残念ながら常備ガスケットが1mmと0.5mmしかないので強行することに。
ケチなので将来の利用目的になりそうなことを想定して切り出しw
滅多に使わないポンチは錆びまくっていたけれど、切れ味は悪くなかった
これが上手くいかないと、ウッキーッッッ!!となるのでとても重要w
切り出しの終わったガスケットを仮装着。
ほぼ微調整は不要の高精度な出来に満足
インマニ側のガスケットは、剛性確保のため外部リブ付きかつ、スタッドとのクリアランスを微調整を繰り返しながらギリギリまで広く残しているので、装着時にはかなり気を使う仕様となってしまった。
写真下に飛び出たベロは改善対策(のつもり)なので後日のBlogで書くずら
準備は整った。
とりあえずシリコングリスを塗ってガスケット強化。
シリコンというよりは、このグリスに配合されているフッ素に期待している。
完全装着まで何度か着脱しそうだし
よし!あとは元通りに組むだけだ!
がんばんべー
それにしても雨降るぞーが何回通知されたことか、、、。
その度に撤収作業したのでなかなか作業が進まず。
結局一度も降られなかったけれど、まるでオオカミが来たぞーだなw
ガスケットぐらい家の中で作れ!
他にもいっぱい作業していたの!
次回へつづく。