ようやく抗がん剤治療が半分を過ぎました。
抗がん剤治療は先生がいる月曜日から金曜日だけ治療を合計10回行います。
先週の金曜日から始まり今週の5回を加えると6回終わりました。半分過ぎると終わりが見えて来たなと思えるので気分が上がって来ます。
火曜日にはラジオ波焼灼術を受けました。
毎回書いてますが、長い針を肝臓の腫瘍に刺して高周波(高熱)でがん細胞を焼き殺す治療法です。
私の主治医はこのアブレーション治療とカテーテル塞栓術は全国有数の治療実績を上げてます。
最初にお世話になった時は従来の治療法の組み合わせで治療実績を上げようとしている意欲的なドクターでしたけど、いつの間にか凄い実績を重ねてました。今では全国から患者が来ていて、病棟が常に満室状態。
肝臓を直接焼かれるって、むちゃくちゃ痛いんです。
鎮痛剤や麻酔を使うんですが、腫瘍に正確に針を刺すためには呼吸を止めている必要があるあります。針を刺したらすぐに焼き始めますがこの刹那のタイミングで麻酔を投入。微妙にズレて遅くなると地獄の苦しみに襲われます。ほんの数秒間なんですけどね。
術後に先生から聞いた話では、腫瘍が二つあって一つだけ焼いた。隣り合っていたから熱がいけば効果があるかもしれないけど、残りは次回という事になりました。
やり過ぎは問題が出るのでそこそこで止めるのがポイントと言われてるので納得。
でもこの焼灼術受けると味覚、嗅覚が不調になって、食欲がガタ落ち。さらに抗がん剤治療の影響もあるから、ほとんどご飯を食べる気分にならないです。
しょうがないので、持ち込んだカップラーメンを食べる事にします(笑)