きょうも晴れ

きょうも晴れ

明日はきっと昨日より良くなるはず…
還暦間近に肝臓がんが見つかった
ひょろろのブログ

元気な時は愛車のヤマハトレーサー900GTに乗って南行北走!2022年2月TRACER9GTに変更!

入院でお尻の贅肉が落ちたのかいままで感じる事の無かったお尻の痛み。


わずか30分ぐらい走っただけでお尻が痛くなります。


SNSで同じバイクに乗ってる方に聞いたら、コンフォートシートに交換したら治ったという話を沢山頂きました。


そこで思い切ってネットで購入。



右側がスタンダード、左側がコンフォートシート。

当然サイズは同じなのでスタンダードを外してコンフォートをはめるだけ。




座った感じは、スタンダードより若干固めの印象。単純に固いというよりしっかりしているという表現の方が合うかな。


座面にはTRACERのロゴが入ってます。



ステッチの色がスタンダードは青、コンフォートは白

気にしない人なので何の問題はありません。


実走してみないとわからないけど、、、


ツーリングの途中で他のライダーとすれ違う時に結構な頻度でハンドサインを交わします。


PEACE(ピース)とか

yaeh(ヤエー)

と呼ばれているもので

Vサインや手を振ります。


誰がいつ始めたのかなど、もう時の流れの彼方に忘れ去られてますが、先日知り合いがその始まりに絡んでいる事を知ったので記録しておきます。


まず私にその話を教えてくれたのは、尾張在住で今年90歳になるレジェンドライダー。今もBMWを乗りこなしてツーリングに出かけたり、競技トライアルの講習会に参加していている現役ライダーです。


この方のバイク仲間にバイク雑誌『モーターサイクリスト』を出版している八重洲出版の先代社長・故酒井文人氏がいます。

酒井氏は日本にモーターサイクル文化を根付かせたいと出版以外にも様々な活動をしています。


MCFAJ(全日本モーターサイクルクラブ連盟)の設立や1958年に浅間高原自動車テストコースで開催された第1回全日本クラブマンレースを主催しました。

私の知り合いは酒井さんからMCFAJ中部支部の設立のための協力を頼まれバイク仲間と共に参加しました。

✳︎✳︎✳︎MCFAJはMFJとは別組織です。当時の認識としてMFJはメーカー中心のプロが中心。MCFAJはアマチュアのための組織として活動していました✳︎✳︎✳︎

✳︎✳︎✳︎同時期に開催されてた浅間火山レースとは違います✳︎✳︎✳︎


その酒井さんが1960年代後期にアメリカへ取材に行った時に、ハイウェイを走るライダーたちがハンドサインを交わしているのを見たそうです。


✳︎✳︎✳︎画像はネットでの拾い物✳︎✳︎✳︎


当時はLOVE & PEACEの時代。

自分探しでバイクに跨り全米を放浪する若者が多かったと言います。そういう若者のムーブメントを映像化したのが『EASY RIDER』です。

すれ違う刹那の間にお互いの旅の安全を願うハンドサインが『ピースサイン』でした。


帰国した酒井さんは日本でも流行らせたいと私の知り合いとかと相談されたそうです。趣旨には賛成だったものの日本じゃ難しいという反応も半分ぐらいあったと言います。その理由は、写真をよく見て下さい。


米国は右側通行だから出来るんです。

右手はアクセルとブレーキ操作、左手はクラッチ操作、車速が一定になれば左手は空いてます。だからすれ違う時あに左手でピースしてもほとんど走行に問題はありません。

しかし、日本は左側通行。右手でピースをしようとしてアクセルを離せば速度が落ちますしブレーキからも手を離す事になるので危険。

それに、左手ですると手袋は濃い色が多いのでウェアと重なり見えずらい。流行らせるのは難しいんじゃないかという意見が多かったと話してくれました。


諦めきれない酒井氏は自身のモーターサイクリストで紹介するなどしましたが定着する事は無かったと言います。


ところが70年代に入り北海道ツーリングブームが始まり、そこからピースサインを交わすライダーが徐々に増え始めた言います。内地へ戻ったライダーがピースサインを持ち帰り全国に広がり定着していきました。


と、ここまでの話を教えて貰いました。


私もバイクに乗り始めたのは1975年からですがすでにバイクですれ違ったらピースというのは定着してましたね。


その後、3ナイ運動を始めバイクに対する風当たりが強くなり、相対的にバイク人口も減り、ピースサインを交わす習慣も廃れようとしてました。


1996年に自校で大型二輪免許の取得が出来るようになり、バイク旅に出る人が増加。2003年頃から、ヤェーがバズり、復活となり今に至ってます。


そもそもの始まりを知る人がほとんどいなくなってきているので記録として残しました。


最近、SNSでピースやヤェーについていろいろな考えがありますが、


わたしが思うのは

やる『べき』ものでも

やらなくては『ならない』ものでも無い

やるやらない返す返さないはライダーの自由

自由になりたくてバイクに乗っているわけだからね。


ただ、バイクとバイク旅が好きな私は、

バイクでケガをしたり死んでほしくないので、

お互い無事に家に帰りましょう!

ご安全に!

と思うから、ピースをやります。








8月は肝細胞がんが見つかった月。




6年が経過して7年目に入りました。


最初は5年生きられるか不安でしたが、がん治療も重ねるうちに歯医者へ行き虫歯の治療をするぐらいの捉え方が出来るようになってます。


6月末にカテーテル治療とワンセットになっているラジオ波焼灼術を受ける為の入院をしてます。


春まででしたら一度の入院で2種類の治療を受けられたのが、厚労省の指導とかで1入院1治療に限定されたので2回に分ける必要が出来たそうです。治療のスケジュールを組むドクターや入退院の諸手続きをする病棟スタッフなどなどの負担が灰になる謎の通達。


今回はラジオ波焼灼術の治療。何度も書いてますが、細井針を肝臓に刺してパリの先端に高周波を与えてその熱でがん細胞遠焼き殺す治療です。


肝臓そのものは痛みを感じ無いけど、腹膜が痛みや感じるそうです。


6年前は痛み止めを使って無かったので地獄の苦しみでした。

そんな昔話をしながらとにかく痛み止めでも麻酔でもなんでも使って貰う様にお願いして治療開始。


術前に今回のがんは胆のうに近い所なので今までと同じ様に焼くと胆のうにダメージを与えるしまうから、人工腹水を注入してから焼くと説明をしてもらいましたが、始まると針を刺されるたびに激痛が走るので、鎮痛剤が次々投与され、私は夢の中。



翌日から通常の入院食になりましたが、肝臓、胆のうに負担がかかるから食べる量を五分から八分ぐらいにしておく様にと指示。

確かに食べすぎると気持ち悪くなったりするのでしばらくはセーブが必要ですね。


こうして7年目になる癌との共存生活が始まりました。





トレーサー9GTに履かせている

Michelin ROAD6



15,000km走行したので感想をまとめてみた。


全体的にセンタートレッド付近は消耗してますが、全体的にはまだ山も充分あるのであと2,000kmぐらいはいけそうです。


雨の日に白線で少しスリップしそうな雰囲気があるから無理は出来ません。穏やかに性能が落ちていることを優しく教えてくれるのところがミシュランが好きなポイントです。


耐摩耗性

15,000kmは楽に持ったので十分だと思います。


距離による性能劣化

高速主体の走りでしたが、道路が川になるほどの豪雨でも安心してレーンチェンジが出来るなどやはりウェットに強いミシュランでした。


悪天候でもそこそこ距離を走っていても、タイヤの事をあまり考えずに走れるのが良いですね。

もちろん始業点検で空気圧や異物のチェックはしなくてはダメですけどね。


他のロードシリーズとの比較

ここ10年以上ミシュランのロードシリーズを履いてきました。

同じ2CT構造のロード5と比べるとセンタートレッドの耐摩耗性が数段アップしてます。高速道路や北海道道東の直線道路など似たような上限ですがロード5は1万kmぐらいでセンターが摩耗しました。


使用後の写真は撮ってなかった。

PR4はコーナーで自然に内側に切れ込みましたが、もっと自然な感じでイメージする半径をトレースしてくれるのでワインディングでも気を使わずに走れる様になった。


純正タイヤとの比較

ブリヂストンT32

トレーサー9GTの純正タイヤ

ヤマハとブリヂストンが共同開発したタイヤで、高速道、ワインディング、街乗り、ダート、晴天、雨天、どんな条件でも安心して走れるオールラウンドタイヤ。バランスも良くて走っていての安心感があります。

8千km過ぎたあたりからグリップ感が少しずつ落ちてきてウエット性能も落ちてきて、ロンツー主体の私の走りだともう少しライフが欲しいですね。



↑9千km走ったT32 センターが摩耗が酷いですね。

 この後サーキット走行会に行きましたが、倒し込みと立ち上がりは引っかかりました(笑)


DUNLOP

トレーサー900純正タイヤ

癖もなく乗りやすいタイヤだったけど、5千km過ぎたあたりからタイヤ温度が上がるとカーカスの継ぎ目にヘルニア状の突起が発生。安心して走れないので交換した。



あくまで噂ですが、ダンロップのカタログに載ってるタイヤとメーカー純正品のタイヤは、型番が同じでも品質性能に違いがある。特にライフに関しては5千kmぐらいで性能が落ちる。同じ型番のタイヤに交換するとその差に驚くらしい。

私はミシュラン党なので即ミシュランに交換しました。


ミシュランは他ブランドに比べて割高ですが、雨の高速でレーンチェンジを安心して出来るウェット性能とライフの2つの点から次もミシュランのロード6を選ぶ予定です。

iPhoneのマップ機能をナビ代わりに使ってますが、バイクの振動でカメラ機能が壊れるという話を聞きCarPlayが使えるスマートモニターに興味を持ってました。


ちょうど密林でセールを行っていて中華製が2万円で買えたのでポチッとしてみました。


3ヶ月ほど使ってみてメリット、デメリットがいろいろわかってきたので使用感をまとめてみました。



ざっくりとした説明になりますが、スマートモニターとは、iPhoneのCarPlay機能を使ってiPhoneのアプリを使える外部モニターの事です。


スマートモニターを使うためには、

1).スマートモニター本体とiPhoneを接続してCarPlayを使えるようにする。

2).スマートモニターとインカムを接続して音声データ(ナビ音声や電話)をやりとりできるようにする。

3).Wi-Fi接続とBluetooth接続が必要になります。


最初のセットアップの時に、接続する順番を間違えると音声が聞こえなかったりするので注意が必要です。


いろいろ試行錯誤した結果


初期設定を始める前にiPhoneとWi-Fi接続してある機器の電源、もしくはWi-Fiを切ります。

1).バイクのメインキーオンでスマートモニターも電源オン

2).iPhoneのWi-Fiオン

3).iPhoneとスマートモニターのWi-Fi接続を許可

4).スマートモニターのCarPlayが立ち上がる



CarPlayが立ち上がると見慣れたiPhoneルックな画面に変わります



このままでもマップやGoogleマップのアイコンをタップすればいつものスマホナビのように使えます。


しかしこのままでは案内音声はスマートモニターのスピーカーから聞こえて来るだけなので走り出すと役に立ちません。


スマートモニターの音をインカムで聞けるようにしなければなりません。

普通ならBluetoothでインカムと接続すれば終了なんですが、なぜか音声が繋がったり繋がらなかったりと安定しません。マップナビ以外にも取締り情報アプリとかの案内音声も聞きたいのですが、こちらも安定しません。


B+comの取説を読み直してみたら、接続はBTプロファイルを変えると2ch取れるらしいと。



試行錯誤して試した結果

B+comのBT接続を

CH1…iPhone

CH2…スマートモニター

これが1番安定するようです。


全体の電源投入順は

1).バイクのメインON

       スマートモニターも連動してON

2).スマートモニターとiPhoneのWi-Fiが自動接続

3).B+com電源ON

4).B+comのBT CH-1とiPhone接続、

  B+comのBT ch-2とスマートモニター接続

5).CarPlayが使用できるようになります。


文章にすると面倒くさそうに見えますが、電源をバイク(スマートモニター)→B+comの順に入れるだけです。


逆にするとスマートモニターのCarPlayが上手くたちあがらなかったり音声が聞こえなかったりします。


原因はBTのプロファイルの相性、優先切り替えだと思います。このBTのプロファイルが結構の曲者でバッティングした場合の切り替わる優先順や条件は完全にブラックボックスで試行錯誤してみる以外方法がありません。



使用して良いところ

⚫︎便利ですね〜!!

⚫︎iPhoneマップには戻れませんw

⚫︎防水仕様なので雨の日も心配なし


アレレなところ

⚫︎iPhoneの地図データを利用しているのでiPhoneのバッテリー消費がそれなりにある

⚫︎データ受信はiPhoneのギガを使うのでデータ契約を無制限などに変えないと泣きます

⚫︎ポケットWi-Fiを使用してますが、iPhoneとスマートモニターをWi-Fi接続しているのでポケットWi-Fiは使用できない。

⚫︎マスツーでグループLINEを使おうと思いましたが上手く接続出来ませんでした。

⚫︎スマートモニターの外部電源が2.3A仕様の為電源管理をきちんとしないと途中で落ちます。


運用上注意すべきところ

⚫︎いろいろなアプリを使っていてもマップアプリを最後に立ち上げる

⚫︎オービスガイドのようなアプリはマップアプリのラス前に立ち上げる


多分国産ブランドなら周辺機器との相性などもチェックしてあると思うので簡単だと思います。ただお値段は3倍ぐらい高くなりますね。