iPhoneのマップ機能をナビ代わりに使ってますが、バイクの振動でカメラ機能が壊れるという話を聞きCarPlayが使えるスマートモニターに興味を持ってました。
ちょうど密林でセールを行っていて中華製が2万円で買えたのでポチッとしてみました。
3ヶ月ほど使ってみてメリット、デメリットがいろいろわかってきたので使用感をまとめてみました。
ざっくりとした説明になりますが、スマートモニターとは、iPhoneのCarPlay機能を使ってiPhoneのアプリを使える外部モニターの事です。
スマートモニターを使うためには、
1).スマートモニター本体とiPhoneを接続してCarPlayを使えるようにする。
2).スマートモニターとインカムを接続して音声データ(ナビ音声や電話)をやりとりできるようにする。
3).Wi-Fi接続とBluetooth接続が必要になります。
最初のセットアップの時に、接続する順番を間違えると音声が聞こえなかったりするので注意が必要です。
いろいろ試行錯誤した結果
初期設定を始める前にiPhoneとWi-Fi接続してある機器の電源、もしくはWi-Fiを切ります。
1).バイクのメインキーオンでスマートモニターも電源オン
2).iPhoneのWi-Fiオン
3).iPhoneとスマートモニターのWi-Fi接続を許可
4).スマートモニターのCarPlayが立ち上がる
CarPlayが立ち上がると見慣れたiPhoneルックな画面に変わります
↓
このままでもマップやGoogleマップのアイコンをタップすればいつものスマホナビのように使えます。
しかしこのままでは案内音声はスマートモニターのスピーカーから聞こえて来るだけなので走り出すと役に立ちません。
スマートモニターの音をインカムで聞けるようにしなければなりません。
普通ならBluetoothでインカムと接続すれば終了なんですが、なぜか音声が繋がったり繋がらなかったりと安定しません。マップナビ以外にも取締り情報アプリとかの案内音声も聞きたいのですが、こちらも安定しません。
B+comの取説を読み直してみたら、接続はBTプロファイルを変えると2ch取れるらしいと。
試行錯誤して試した結果
B+comのBT接続を
CH1…iPhone
CH2…スマートモニター
これが1番安定するようです。
全体の電源投入順は
1).バイクのメインON
スマートモニターも連動してON
2).スマートモニターとiPhoneのWi-Fiが自動接続
3).B+com電源ON
4).B+comのBT CH-1とiPhone接続、
B+comのBT ch-2とスマートモニター接続
5).CarPlayが使用できるようになります。
文章にすると面倒くさそうに見えますが、電源をバイク(スマートモニター)→B+comの順に入れるだけです。
逆にするとスマートモニターのCarPlayが上手くたちあがらなかったり音声が聞こえなかったりします。
原因はBTのプロファイルの相性、優先切り替えだと思います。このBTのプロファイルが結構の曲者でバッティングした場合の切り替わる優先順や条件は完全にブラックボックスで試行錯誤してみる以外方法がありません。
使用して良いところ
⚫︎便利ですね〜!!
⚫︎iPhoneマップには戻れませんw
⚫︎防水仕様なので雨の日も心配なし
アレレなところ
⚫︎iPhoneの地図データを利用しているのでiPhoneのバッテリー消費がそれなりにある
⚫︎データ受信はiPhoneのギガを使うのでデータ契約を無制限などに変えないと泣きます
⚫︎ポケットWi-Fiを使用してますが、iPhoneとスマートモニターをWi-Fi接続しているのでポケットWi-Fiは使用できない。
⚫︎マスツーでグループLINEを使おうと思いましたが上手く接続出来ませんでした。
⚫︎スマートモニターの外部電源が2.3A仕様の為電源管理をきちんとしないと途中で落ちます。
運用上注意すべきところ
⚫︎いろいろなアプリを使っていてもマップアプリを最後に立ち上げる
⚫︎オービスガイドのようなアプリはマップアプリのラス前に立ち上げる
多分国産ブランドなら周辺機器との相性などもチェックしてあると思うので簡単だと思います。ただお値段は3倍ぐらい高くなりますね。