みみの事 (文左衛門も)
もっとお話ししたいのですが、
今の仔のりんは、もう10才をとうに過ぎている可能性が大で、
リンパ腫、フィラリア心臓病 等々あり、
りんのお話に進めなければ、このブログは、
回想ブログで終わってしまいます。
文左衛門、みみ
また、登場してもらからね!

北上野に引越してから、
みみの動きが益々緩慢になり、表情も厳しくなりました。
毛がぼさぼさになり、頬が腫れています。
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以下に書くことは、私の経験をそのまま書いています。
もう、憤っても仕方がないと思っています。
ビートたけしの「優しさは、根性だ」が足らなかった
自分がそこにあったと思っています。

何軒かの病院に連れて行き、それぞれの病院で下された診断は、
 ・股関節の異常なので、手術をしましょう
 ・脊椎の異常なので、手術をしましょう
 ・アレルギーと考えられるので、採血しましょう
  (喉の静脈から、しかし、分析に出す前にその血は捨てられた)
 ・炎症なので、抗生剤で様子をみましょう
でした。
そんな筈はないだろう。
しかし、それぞれの病院は、それなりに有名な病院だったので、
私達に出来ることは、もう無いんだと思い、
最後の思い出にみみと家族写真を撮ることにしました。
しかし、その帰り道、つい最近、同じA.コッカを亡くされた方に
偶然、お会いし、みみちゃんは、リンパ腫じゃないのかなと
病院を紹介されました。
その時、本当に気持ちが舞い上がったことを覚えています。
これで、みみは、助かるんだと!

それから、リンパ腫の事を調べ始めましたが、
むやみやたらに情報を集めただけでした。

プロトコール第一回目アスパラキナーゼで
笑顔が戻ったみみです。
お孫ちゃんも呼び、みんなでみみの回復をお祝いしました。
しかし、つかの間の喜びでした。
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病院に次の抗がん剤投与にみみを連れて行くと、
みみは、椅子の下に逃げ込み、
引きずらないと、出て来なくなりました。
抗がん剤の連続点滴で、
みみの体は、崩壊していきました。
先生、効果がありませんと 言っても

みみのリンパ腫から
・慌てず、治療に取り組む 落ち着く
・QOLが大切
・ワン仔の1年は、人間の十年
を学びました。