このエントリーでは、当工房がリリースしております砕石敷き駐車場セットのつくり方を解説していきます。

 

このキットはBoothにて通販しております。ぜひお好きなモデルを飾ってお楽しみください。

模型工房B.H.I. 砕石敷き駐車場セット

 

 

それではさっそく、解説に入ります。

 

まずはパッケージの中身を確認します。

 

【キット内容】

・砕石 1パック

・直交クランプ 2個

・トラロープ 1本(約90cm)

・ロープ固定用ピン 6本

 

 

【別途ご用意いただくもの】

・お好みの展示ベース、ディスプレイケースなど

・クランプ塗装用の塗料

 (参考として)タミヤラッカー LP-11 シルバー

                  LP-62 チタンゴールド 等

・φ2mmプラ棒 (30~40cm程度)

・地面素材

 Mr.ウェザリングペースト

 ファレホ ジオラマエフェクト 等、お好みで

 

①地面をつくる

・今回は作例として、百均で売っている木箱をひっくり返して、その底面をディスプレイ台座として利用した製作を行ってみます。

 

手順としては、始めに土の地面を作り、その上にキット付属の砕石を撒きます。

 

 

今回はやや濃い目の土表現として、「ファレホ ジオラマエフェクト」の“Thick Mud”を百均で売っている木製マドラーで掬って均一に塗りつけています。

 

ファレホという塗料はスペイン発の水性塗料シリーズでして、溶剤臭などもほとんど無いとても安全な水性塗料ですので、機会がありましたらぜひ一度試していただくのもよろしいかと思います。

日本ではボークスさんが主な輸入代理店となっていますが、その他の模型店や通販サイトでも入手できるかと思います。

参考までにボークスさんの公式サイトを覗いてみてください。

 

また、クレオスさんからも同じように使えるMr.ウェザリングペースト(画像右)というものが出ていますので、今回の駐車場キットを作る際には、これらをお好みでご使用ください。

 

 

こちらがペーストを塗ったところ。

 

 

付属の砕石をサラサラとまぶしていきます。

ペーストが乾くまでにはかなり時間の余裕がありますので、ある程度の量を撒いたら指等で軽く押さえていくことで「タイヤで踏み固められた地面」が表現できます。

 

さらに砕石を重ねたい場合は、砕石を撒いた上から2倍程度に薄めた木工用ボンドをスポイトなどで少しずつかけて固めていきます。

 

 

ファレホは水性塗料ですので、濡らした筆で部分的に水を流してボカすことで自然な風合いも演出できます。

 

 

これで土台となる地面が出来上がりました。

 

 

 

②車室をつくる

 

あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、クルマが駐車するスペースのことを、「車室」と呼びます。

砕石敷き駐車場の場合、ほとんどは「単管」という金属パイプと「直交クランプ」、「トラロープ」を組み合わせて造られていることが多いものです。

いずれも建築現場で鳶職人が組み上げる外壁足場の材料でもありますが、入手しやすく耐久性も高いのでこのように使われることも多いのでしょう。

 

 

上の画像が完成形です。

これから順を追って説明していきます。

 

 

・車止めの製作

 

【プラ棒】

プラ棒は任意の長さにカットした後、シルバーで塗装してそのまま単管として使用します。

ちなみに実際の単管は無垢ではなくパイプなのですが、一般に2mm径のプラパイプというのは入手困難なものですので、もし気になる場合は端面を1.5mm程度のドリルで開口してみてもよいでしょう。

 

そしてここでは任意の長さの1本の他に、地面に植え込むための短い2本も用意します。

およそ1cm程度あれば十分ですので、下の画像の状態にカットしてシルバーで塗装してください。

 

 

 

 

【直交クランプ】

・キット付属の直交クランプは、直径2mmのプラ棒がそのまま挿し込めるように作られています。ネジ部分はシルバー、それ以外をチタンゴールドで塗装します。(下記画像参考)

 

塗装できましたらプラ棒の単管と組み合わせますが、あとで位置決めする際に調整できるようにするため、絶対に接着はしないでください。

 

※この部品はアクリル系素材の3Dプリントパーツです。

力を加えると割れやすいので取り扱いにはご注意ください。

 

 

 

【車止めの設置】

日本の駐車場というのは、おおむね車室の規格というのが定められています。

具体的には、1/24換算で

幅105mm~125mm程度

長さ208mm~230mm程度

となります。

このサイズで枠を作れば、大抵のクルマはちゃんと駐車できます。

 

それを踏まえて、下の画像をご覧ください。

赤線が車室寸法の下書きで、青マルが車止めを設置するポイントです。

この作例では木箱のフチにマスキングテープで目印をつけてあります。

 

 

青マルの位置に2.5mmのドリルで穴を開けます。

 

 

車止めの位置を確認します。

 

 

ドリルで開けた穴にボンドを塗って差し込んで固定すれば完成です。

 

 

 

 

・トラロープを張る

続いて、付属のロープ固定用ピンを使ってロープを張っていきます。

これは手順の一例ですが、下の画像の赤線①~④を先に張り、続いて青線②-⑤と③-⑥を後から仕上げるやり方をおすすめします。

 

この場合では、ロープを赤線用の長い1本と、青線用の短い2本という形でカットします。

実際の長さは製作される作品のサイズによって変わりますので、必要なロープ長さを確認しながら、適宜カットしてご使用ください。

 

 


 

【ロープ固定用ピンの使い方】

ロープ固定用ピンは、挿し込む位置に1mmのドリルで穴を開けて使用します。

設置したい部分に穴を開け、ピンにロープを挟んでから、しっかりと穴に押し込みます。

床板の厚みがあればそのままでも十分な保持力が出ますが、必要に応じて接着剤も併用するといいでしょう。

 

 

 

 

ポイント②と③のピンは、⑤⑥を繋ぐ短いロープも一緒に保持するので手順をよく確認してから作業してください。

 

 

【完成】

 

image

 

これで完成です。

お疲れ様でした。

 

ご覧いただきありがとうございます。

このページでは、当店商品の「ベルト式パーテーションポール」を使ったクルマ模型展示用の作例のつくり方をご説明します。

 

商品をご購入いただいた方はもちろん、愛車をもっと高級感あるディスプレイで眺めたいとお考えの皆様の参考になればと思いますので、どうぞ最後までお楽しみください。

 

 

 

①プラ板でタイル張りの床を表現する

 

 

まずは厚さ1mm以上のプラ板を用意します。

ここに、シャープペンでタイル目地の下書きを行います。

今回は完成した画面が硬くなりすぎないように、あえてマス目に角度をつけて描いてみました。

タイルのサイズは、実物1枚あたりを600mmの正方形のものとしましたので、1/24換算で25mmのマス目となります。

 

②タイルの目地を彫る

 

 

下書きした線に定規を当て、Pカッターで1、2回切り込んで浅い溝を彫ります。

Pカッターはプラ板を切断する専用のカッターナイフで、スジ彫りの要領で均一な線を彫ることができる刃物です。

普通の文房具売り場で簡単に入手できますのでぜひ使ってみてください。

 

 

彫り終わるとこのようになります。

 

 

ここでいったん、各パーツを載せてみて雰囲気を確認してみます。

赤いカーペットは手芸店で入手した薄手のフェルトを車体に合わせてカットしたものです。

 

フェルトはクラフトナイフと定規を使って切りましたが、繊維が柔らかいので、ナイフを当てる力が強すぎると引っ張られて切断面が歪んでしまいます。

切れ味のいい新品刃を使って、軽い力で何度も優しくなぞるように切るといいと思います。

 

③床を仕上げる

 

 

床タイルの色です。今回は、クレオスさんから最近発売された「GX218 グラファイトブラック」をエアブラシ塗装しました。

まったく綺麗に塗るよりも、若干ムラを残した吹き方をしたほうがリアルさが増すように思います。

 

この色は自動車のショールームやマンションのロビーなど、高級感のあるタイル床の表現にぴったりです。

また、白く輝くような明るい床にしたい場合は、タミヤスプレーの「TS-45 パールホワイト」あたりがおすすめです。

 

 

続いて、最初に彫り込んだタイル目地を表現していきます。

濃いグレーのタイルなので、明るめのグレーを流すとメリハリがついて見栄えします。

「タミヤ スミ入れ塗料 グレイ」を流し込んでいきます。

 

スミ入れ塗料ははみ出しても溶剤で拭き取れますし、あえてほんの少しだけウォッシングするように残してみると実物の目地材を施工したようなリアルなカスレ汚れが表現できます。

 

 

完成するとこのようなりました。

本物の目地材施工では、溝にパテや粘土のような質感の素材を擦り込んでいくので、この塗装時にも色ムラやカスレをわざと残すと粉っぽさが感じられて楽しいかと思います。

 

④パーテーションの塗装

 

 

続いてパーテーションポールを塗装します。

実物は綺麗に磨かれたステンレスでできているので、こちらもなるべくピカピカしてるとカッコイイです。

シルバー塗装時は下地に黒を塗っておくとより映えるので、ラッカーの光沢黒を吹いた後からシルバーを重ねます。

ここではクレオスのスーパーメタリックを使用しました。

最近はメッキ調の輝きを手軽に表現できる塗料が充実してきていますので、お好みに合ったものをお選びください。

 

 

ワンポイントです。

実物のヘッド部分は一部にベルトを連結するための樹脂部品が付いていますので、この突起に黒を入れると雰囲気が上がります。

筆塗りでももちろん良いですが、ポスカなどで手軽に行うのもよいと思います。

 

 

ちなみにこのポールは、下の画像のように裏面の中心に直径1mmの目印穴を設けてあります。

取り付けに強度が欲しいときや、位置決めの一助として、ドリルで開口して真鍮線を刺すという使い方もできますので、必要に応じてお試しください。

 

 

 

⑤各パーツを設置する

 

パーツの用意ができたら、それぞれを配置していきます。

ポールの配置は作品に合わせて任意でよいのですが、ここではベルトをきっちり長方形に仕上げるためのやり方を解説します。

 

 

まずはカーペットの位置を決めて、ボンドで貼り付けます。

その周囲4か所に、角になるポールを置きます。

この時、リボンを通すスリットの位置に気をつけながら、上から見てナナメ45度になるようにします。

位置が決まったら接着して固定します。

 

 

続いて、付属のリボンをスリットに通して周回させながら、中間のポール4本も一緒に繋げていきます。

この時点ではまだ中間ポールを固定する必要はありません。

リボンは端を接着剤で繋げますので、つなぎ目が作品の裏側など目立たない場所に来るようにします。

 

また、付属リボンは少し余裕を見て約70cmの長さを設定していますので、現物に合わせて調節してお使いください。

 

 

8本すべてにリボンを通したら、弛まないように張りながら末端をボンドで貼り合わせます。

そのまま乾くまでクリップなどで押さえておくといいでしょう。

 

 

接着剤が乾いたらクリップを外し、余計な末端を切り取って終末処理しておきます。

 

 

最後に、フリーにしておいた中間のポールを位置調整して接着。

 

 

これで完成です。

 

いかがでしたでしょうか。

以上、ご参考にお役立てください。

 


ベルト式パーテーションポール お求めはこちらからどうぞ。

お世話になります。

模型工房B.H.I. ぶな ひろこうじです。

 

ありがたいことに、2023年2月12日に幕張メッセで開催される造形界のビッグイベントである冬のワンフェスに参加させていただけることになりました。

 

ワンフェスって何?という方や、イベントの概要や一般参加情報などは、こちらのワンフェス公式サイトをご覧ください。

 

 

 

そして……

 

 

 

はい、こちらがディーラーカットとなります。
 

今回は1/24カーモデルを中心とした工房オリジナルのジオラマ製作キットとか、3Dプリントの情景素材などを開発してお届けしようかと考えております。

もちろん既刊の同人誌も持ち込みます。

 

ずっとやりたいなと思っていたアイディアの製品群です。

やっと本格的に着手できますので、気合入れて進んでいきますよ。

 

ひとまず現在の進捗チラ見せです。

以下、通販開始したものは販売ページのリンクも併せて掲載しておりますので、そちらからもお求めいただけます。

 

 

  ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

①駐車ブロック

 

 

 

まずコチラ。

以前からラインナップしていた車止めブロックでしたが、レジン注型から3Dプリント出力品へと完全リニューアルしました。

パッケージもバシっと作り直して、より使いやすく、カッコ良くなりました。

 

3D出力品は購入後にサポート除去や整面などを施す必要があるケースも多くありますが、ウチはそこまでの処理を全部済ませて、実用に問題がないことを確認してからパッケージしますので、開封したらすぐに塗装して利用することができます。

 

使い方は見ての通りなのですが、路面とか白線とかどう作ったらいいの?と迷われることの無いように、簡単なつくり方の説明書も添付されておりますのでご安心くださいませ。

ちゃんと枠線の引き方や寸法も書いてあるので便利ですよ。

 

 

 

②ベルト式パーテーションポール

 

 

 

クルマの周りに設置すると、モータースポーツイベントなどでよく目にするデモカー展示の景色を再現できるようになります。

少し大きめに作ってあるので、1/12バイク模型に組み合わせるのもとてもいいと思います。

 

パッケージには、ポール本体が8個と、カーモデル1台分の長さのベルトリボンが付属します。

もちろん、ジオラマのつくり方説明も入りますよ。

 

こういうクルマの飾り方は、きっと楽しい。

 

 

 

  ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

最初にこの記事を書いている2022.10現在、ちょうど開催まで4か月ほどの期間がありますが、ほぼゼロからの企画開発と生産ということになるためうかうかはしてられません。

目下、この他にも楽しみにしていたネタを具現化すべく新製品開発を進めています。

 

ということでこのブログでは、最新情報を随時更新してお伝えしていきたいと思います。

最高に楽しいイベントの日を迎えられるように頑張っていきますので、今から数か月の間、どうかよろしくお付き合いください。

 

尚、こちらに掲載していく商品はイベント以後も可能な限り通販にて販売を続けていきます。

 

順次在庫拡充していきますので、模型工房B.H.I. Booth店 よりご注文ください。

 

またイベント当日のディーラースペースでは、これらの製品を使った作例展示もドドン!と展開する予定ですので、ぜひ見に来ていただけると嬉しく思います。

こちらの製作もどんどん進めていきます。

ご期待ください。

先日こちらのツイートでもご紹介させていただきましたが、製作代行のご依頼品を納品いたしました。

オーナー様のご厚意によりまして、こちらでも掲載させていただきます。

 

・製作キット

青島文化教材社 ザ・モデルカーシリーズ No.99

1/24 日産 S15シルビア

 

・こだわりポイント

今回はオーナー様が以前乗っていた実車を元に、その思い出をできるだけ再現することを目標に製作いたしました。

こういった製作は改造部分の再現などが仕様外の作業となってしまうためなかなかお受けすることが難しい場合も多々あるのですが、アオシマさんのキットには純正オプションのエアロやグレード違いが再現できるデカールなどが豊富に同梱されていたおかげで製作が実現できました。

 

納品の際、完成品をじっくりとご覧になられたオーナー様には、「これこれ、この顔だよ……!」と、満足していただけたご様子でした。

喜んでいただけたようで、何よりでございます。

 

 

それではもう少し細かい部分をご覧いただきましょう。

このシルビア、キットとしては安定して店頭に並んでいる定番のものですが、ところどころに手を加えたほうがより一層完成度が上がる部分もありました。

例えばこちらはボンネットの部品です。

左側がめくれるように曲がっているのがお判りでしょうか。

製作前に部品を点検していたところ、ウェルドラインに沿ったこのような歪みを見つけましたのでじっくりと矯正を行いました。

こういった作業は完成度を大きく左右するものですので、キッチリと進めていきます。

 

 

さて、見積もりの段階でお伺いしたご要望に沿って工程を検討していきます。

オーナー様には実写の画像やカタログなどの資料を多数提供していただけましたので、とてもスムースに進行することができました。

 

今回プラモデルとしての社外部品はボンネットのカーボンデカールを別途調達したのと、キットでは16インチ純正であるホイールを独自に3Dプリントにて製作。17インチの社外品をイメージしたものとして表現しております。

タイヤはインチアップの許容範囲内でしたので、キットの物をそのまま使用しました。

 

 

 

背景です。

ここではリアウイングを加工し、中央にハイマウントストップランプが付いていないシンプルな形状のものとして再現しました。


 

もちろん既存の取り付け位置はパテ埋め整面にて仕上げてあります。

 

 

その他、テールランプも成形色が赤のものの他にクリアカラーの部品が入っているのを利用して、社外ユーロテールを表現しました。

よく見るとほんの少しだけ差し色になっているウィンカーランプのオレンジがオシャレポイントになったかなと思います。

こういう部分は作っていて楽しい点ですね。

 

(こちらが資料としていただいた実写画像です。)

 

 

・ボディ仕上げ

 

S15シルビアのカラーイメージというと、カタログの表紙なども飾る「スパークリングシルバー」が最も有名な色ではないかと思います。

 

今回ご指定もこの色でしたが、模型用塗料としてドンピシャな色が見当たりませんでした。

他のプラモメーカーから同色ボディを持つ日産車がキット化されていれば、そこから指定塗料を選びだすこともできるのですが、それでもイメージに合うものではありませんでしたのでイチから探し直しました。

そしていくつかの塗料を試してみたところ、メタリックの粒子が極めて細かくてスケール感を損なうことなく、かつ美しい輝きを放ってくれるこの色にたどり着きました。

 

実車を眺めた時の特徴でもある、陰影と明暗のくっきりした雰囲気もよく表現できまして、とても満足のいく仕上がりになったのではと思います。(どの塗料を使ったのかは、企業秘密とさせていたきたく存じます。)

 

そしてもちろん最後はクリアコートでツルツルピカピカに。

コンパウンド研磨によりご覧のような美しい鏡面を作り出しています。

 

 

 

最後に全景です。

 

 

カーボンデカールの効果は素晴らしいですね。

汎用なので、適切なサイズにカットしたものを貼り込んでいます。

大判の一枚物を綺麗に貼るのは難しいです。

 

 

目立たないことですが、部品細部の整形や研磨ですとかクリアコートで埋まってしまわないようにスジボリの掘り込みなども施しています。

完成した時によりカッチリとシャープに決まるように、必要な手間と時間はしっかりかけました。

 

 

 

ケースにただ設置するだけでは寂しいので、些細なものですが銘板を作りまして添えさせていただきました。

このクルマにはオーナー様の手により何度かの仕様変更が加えられていまして、右ヘッドライトのそばに青い文字で型番を記した「GF-S15」というステッカーが貼られていたことがありました。

今回それを銘板の隅に配置することで、ひとつひとつの愛車との思い出を大切にする記号になってくれたらいいな、と願いを込めています。

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

今回はご依頼の品ではありますが、とても楽しく製作させていたくことができました。

このS15、とてもいいキットだなと感じて好きになりました。

いずれ自分のコレクションに加えるべくもう一台製作してみたいと思っています。

というかキットはもう手元にあったりしますので、必ず作ります。ありがとうございました。

 

それではここからご案内です。

 

 

【本州直接納品可能!製作ご依頼お待ちしております。】

ご質問やご相談・お見積りのご依頼などは、

Eメール:bunahirokouji@gmail.com

もしくは模型工房B.H.I.公式Twitterのダイレクトメッセージより、

お名前と返信用メールアドレスを添えてご連絡ください。

後日こちらからメールにて、ご案内を添えて返信いたします。

 

(送信から1週間経っても返信がない場合はメールの不着等が考えられます。宛先をご確認いただくか、別途ツイッターアカウントへのリプライなどでご連絡いただけますと幸いです。)

 

 

【発注と料金支払い方法について】

お見積り内容にご納得いただけましたら、追って製作キットの送付先と料金振り込み口座をお知らせいたします。

当工房へのキットの到着と代金(一部前金可)振り込みの確認完了をもちましてご依頼の成立とさせていただきますので予めご了承ください。

 

※いただいた個人情報は適切に管理し、製作依頼に関する連絡のみに使用します。

 

 

それでは皆様のご用命をお待ちしております。

今後とも模型工房B.H.I.をよろしくお願いいたします。

 毎度ありがとうございます。

 本日はBoothとメロンブックスさんで取り扱っている既刊書籍の一覧です。

 詳細な内容解説もそれぞれの販売ページに掲載されていますので、ぜひご覧ください。

 

 

 まずはこちら、記念すべき1冊目の本は、艦船模型のつくりかたをお見せする本。

 

「ピットロード白露型 五月雨 1944」

 ピットロードさんのキットは艦船プラモの中でも昔ながらのベーシックな構造をしているので、基本的な製作手順などを体験するのにはとても向いているものが多くあります。

 その中でも今回は、入手しやすい定番ラインナップの中から、小さくて部品数も少な目で、でもしっかり作れば見応えある姿を楽しめる「駆逐艦 五月雨」をチョイスしてご紹介。

 ここ数年での艦船模型ブームもあって、新たにプラモをお求めになった方も多くいらっしゃるかとも思いますが、そこで作り方が分からなくて困っている、そのまま積みっぱなしになってしまっている、といったお声も耳に入ってきます。

 この本では、高価な設備や用品を必要としなくても、ちゃんとこの船が本来持っているカタチの魅力を感じられる作り方ができるお手伝いができればとの思いで書かせていただきました。

 これだけ揃えれば十分ですよ、っていう工具も紹介するところから始めて、完成までの手順を端折ることなく組み立てていく様子もできるだけ丁寧にご案内します。

 またそれだけじゃなくて、当時の造船ってどういうことやってたの?とか、このプラモを作るっていうことは、歴史に存在していた実物とつながることでもあるんだよというところも大切にして綴ってみました。

 とてもいい本になっているので、一人でも多くの方に届いたら嬉しく思います。

 もともとプラモデルって、そのまま作ってカッコイイようにできているんですよ。

 

 

 

 

続きましてはこちら。

「工具に関するなんやかんやの本(上)」

 上下巻シリーズとして展開している工具解説本です。

 先の五月雨本でも艦船模型向けの工具についてのページは割いてあるんですが、それよりももっと汎用的な知識を持ってるとさらにいろんなプラモも楽しめる幅が広がるし、初めて模型屋さんに工具を買いに行こうと思った時に、「あ、この本で見たやつだ!」と、親しみを感じてもらえたら最高だなというのが筆者の願いです。

 どんな世界でも同じだと思いますが、道具って直接触れて長く付き合う大事な相棒みたいなものだといえるでしょう。例えば使い慣れた万年筆で書く文字は生きいきとするでしょうし、乗り慣れたクルマならどこまでも走り続けられて、楽しい。

 プラモづくりに使う一丁のニッパーとか一振りのナイフにも、そういった愛着をもつことができるはずです。そうして作り上げるキットは、箱を開けた時から完成に至るまでの、どんな過程もが大切な幸せ時間になるはずだと思います。

 上巻となる今作では、道具を持つ喜びを味わっていただきたいという願いの元に、まずは組み立て工作に必要な基本工具にスポットを当ててご紹介しています。

 

 

 

 

「工具に関するなんやかんやの本(下)」(2022.8.7更新)

 上記2冊に続く三部作完結編は、これでいっそうプラモの完成度を上げられるようになるための「塗装に使う道具」をいろいろと紹介。

 「手に入りやすい」「長く使える」「こうすると使いやすい」というポイントを意識しながら、実際に筆者が使って良かったものばかりを厳選して取り上げています。

 

 ・塗料っていっぱいあってよくわからない

  ・筆塗りには何があればいいの?

  ・スプレーって大変じゃない?

  ・エアブラシはなんだか恐ろしいよ!

 

  というような、初めて出会う色塗りツールへの疑問や不安の解消をお手伝いするための1冊としてお役立ていただきたいと思います。

 

 

当店在庫品より、代行製作をご注文いただけるキットをご案内いたします。

 

こちらのリスト掲載キットの製作をご希望の方は、ご用命の際にご希望の注文番号と品名をお書き添えください。

 

 

【注文受付品リスト】(2022.2.20更新)

 

 

 

 

 

 

この他のラインナップは、随時追加して参ります。

 

以下、繰り返しとなりますがご用命に関するご案内となります。

 

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それでは皆様のご用命をお待ちしております。

今後とも模型工房B.H.I.をよろしくお願いいたします。

ご覧いただきありがとうございます。

こちらは当模型工房B.H.I.についての総合案内ページです。

 

【最新情報】ブログ「ぶなさんち改

【ネットショップ】Booth店

 

当店では、

 

①お客様のご依頼に応じてプラモデルを製作する製作代行

②プラモやフィギュアなどと組み合わせて遊べるオリジナルパーツやキットなどの開発販売
③模型の楽しさをより身近に感じてもらうためのレクチャー活動

 

この三つを軸として活動しています。

 

販売する商品や冊子に関しては、模型工房B.H.I.ネットショップBooth店にてお取り扱いしております。

 

製作代行のお問合せやご用命に関しては、下記に掲載しています、製作代行についてのご案内をご覧の上でご相談ください。

お問合せ先なども説明しておりますのでぜひご一読ください。

 

 

【業務紹介】

 

①模型製作代行

 

     

お客様のご依頼に応じて各種スケールモデルの製作を行います。

当工房の製作代行は、模型製作工房としての「技術とサービス」が一番の商品だと考えております。


よって、完成品販売という形は取らず、キット持ち込み/当工房在庫キットの製作(随時更新)どちらでも対応する製作サービスという形でのご提供をします。


 

完成した作品は宅配便にてお届けとなりますが、関東近郊エリアの場合は直接手渡しも可能ですのでお気軽ご相談ください。(配送費用等別途実費をいただきます。)

 

お申込みやご相談について詳しくは、こちらの製作代行についてのご案内エントリーをご覧ください。

 

 

②造形製品開発•販売 及びデザイン製作等

 

     

スケールモデルアフターパーツメーカーとして、3D造形機材などを用いて生産した製品などを取り扱います。

また、作品をより一層輝かせるためのジオラマ素材やディスプレイデザインの提案を行ってまいります。

ネットショップはBoothにて展開中ですのでよろしくお願いします。

こちらは今後どんどん拡充していきます。

 

 

③プラモデル製作レクチャー活動

 

SNSや同人誌製作などを通じて、「これからプラモを始めてみたい」という方に向けた情報発信やイベント参加、また展示会活動などを行っています。

そこに集う人たちと一緒に「楽しい!」を感じていきたいと思っています。

こちらの刊行物なども、オンラインショップにて取り扱っています。

 

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・模型工房B.H.I.プロフィール

 代表 ぶな ひろこうじ 

 

 2013年

  モデラー活動開始

  以後、同人イベント、大型模型店等での作品展示や、依頼品の受注製作などを行う

 2018、2019年

  プラモデルコンテスト“tam-tam イエローサブマリン P-1グランプリ”にてタムタム千葉店

  各部門入賞  

 2021年

  模型工房B.H.I. 開業

 

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当ページをご覧いただきましてありがとうございます。
模型工房B.H.I.です。
平素から応援して下さる皆様、誠にありがとうございます。
本日は、「ビシッと仕上がった完成品を手にしたい!」とお考えの方へ向けての、製作代行のご案内をさせていただきます。

クルマ、バイク、戦車や飛行機、艦船などの市販スケールモデル全般に対応しておりますので、下記のご案内資料をよくお読みになりまして、どうぞお気軽にご相談ください。
 
また、お客様のお持ちのキット以外にも当店在庫のキットを製作するサービスもございます。
 
 
 
 
 
 
 
そして、もう一つ。
 
こちらの画像をご覧ください。
 
 
こちらは完成品発送時の梱包例です。 
この場合、千葉〜福岡という長距離の配送でも無傷でのお届けを実現しています。
大切なご依頼品が輸送中に破損しないよう、仕上がったキットの形状や個性に応じて最善の手作業梱包を施し、お手元に届くまで全力をもってお守りします。
 
 
 
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当工房へのキットの到着と代金振り込みの確認完了をもちましてご依頼の成立とさせていただきますので予めご了承ください。
 
※いただいた個人情報は適切に管理し、製作依頼に関する連絡のみに使用します。

 

 

それでは皆様のご用命をお待ちしております。

今後とも模型工房B.H.I.をよろしくお願いいたします。

春です。新年度です。

ハッピーニューイヤーです。

 

皆様におかれましては、慣れない新生活などが始まり、お忙しい日々を過ごしていらっしゃることかと思います。

新生活にともなって、新たに免許を取得したり車を買ったりした新社会人の方などもきっと大勢いらっしゃるのであろうか…などと、かつて新卒だった自分の記憶を辿って少しばかり懐かしくなってみたりしております。

 

さて、当工房では、そんな忙しく走り回る人とクルマに安住の地を…というコンセプトに基づいた、ちょっとしたアイテムを開発中です。

 

はい、それがこちら。

 

 

 

そう、見つけたんだ…僕たちのホーム。

 

何の変哲もない1/24スケールの車止めブロックであります。

 

人は家に帰りクルマは駐車場に入る。

 

そして一休みして、また出かけていく…

 

毎日の営みは帰るところがあるからこそ叶う幸せ…ってつくづく感じています。

 

そして休日とか、ちょっと空いた時間などでですね、ゴキゲンなクルマのプラモデルなど作ってみてはいかがでしょう?

 

きっと楽しいと思いますし、作った後に飾る場所もあると安心です。

 

ホンモノのクルマだって、ちゃんと駐車場を確保した上で、車庫証明をもらってこないと買えませんしねぇ。

 

自宅にちゃんと駐車場がある生活。

そういうとこまでリアルなカーモデルライフ、っていうのもアリなんじゃないかなぁ…。

 

 

 

そんなこんなで空想妄想を繰り広げていたところですね、気づいたら目の前にこのような形状が出現しました。まあびっくり!

 

 

 

綺麗ですねぇ…実に素晴らしい。

 

 

 

側面のシルエットや、カドのRも綺麗なバランスが出ております。

 

こちらはまだ試作品なのですが、この段階でも底面のサポートをニッパーでばちばちーっと切り飛ばして、ずばばーっとヤスリがけするだけでとってもかわいい車止めさんが誕生します。すごいね。

 

さらにこの子達、ちょっとしたユニークな仕掛けと嬉しいオマケが隠されていたりするのですが…

 

その続きはまた今度。

 

引き続き、量産に向けて前進してまいります。

 

どうぞ、続報をお楽しみにしていただければ幸いでございます。

 

ようそろ~

本日より公式ブログを開設させていただきました。

このページでは

 

開発中の製品のレビューやアピールポイントなど

 

そしてちょっとした小ネタなど

 

ぽつぽつとお見せして参ろうと思ってます。

 

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