100切りはどうにかできるようになり次の高い壁は90切りのゴルフ。
まずいえることは100切りの延長ではなかなか90切りはできないと思います。90切りのゴルフをやるためには85というスコアを意識する必要があると思います。
OBは打ったとしても1回でそのホールは悪くてもトリプルボギーで抑えなくてはならない。
90切りがなかなかできない人はダボやトリプルボギ―が多い。たまにはダブルパーや10打ほどの大叩きをすれば100を叩いてしまうかもしれない。
つまり100切りできない人はダボやトリだけでなくパーやボギーも取るけど大叩きが複数ホールある。
大叩きの原因はOBやハザードだけどどれだけではない。100切りできない人のゴルフはミスを取り返そうとして無謀なクラブ選択や狙い方をしている人が多く感じます。
100切りできない人のゴルフの目標はボギーオンで2パットのボギー。もし1パットならパーでめでたし。仮に3パットしてもダボですむ。プロでも3パットはするからアマチュアで100できないゴルファーなら18ホールで数ホールは3パットを覚悟しておいたほうが良いでしょう。
逆に考えれば、ボギーオンの精度が上がり3パットがほぼなくなれば90切りが見えてくる。
もう一つスコアを崩す元凶がバンカー。アゴガすごく高く入れると大叩きのリスクがあるバンカーがあるホールは最初からパーオンは諦めるのもスコアメイクには良い選択肢だと思う。
せっかくパーとボギーの快調なペースでラウンドしていても1ホールでダブルパー以上の大叩きをしてしまったらその日の優勝はおろか入賞さえ危なくなる。
プレーヤー自身のバンカーの技量を考えてコースマネージメントすることが100切りには重要だと思う。
しかし90切りを目指すゴルファーならいつまでもバンカーが苦手といって避けては通れません。もしパーオンを狙っても目玉にさえならなければ1回で確実にバンカーから脱出できる技術は必要になってきます。
ここで問題になるのはプロと違ってアマチュアのバンカーとアプローチの練習量が全く違うこと。
できればバンカーを練習できる環境を探し数をこなすしかないと思う。アプローチも芝の上からグリーンへの練習環境が上達への近道だと思う。
アプローチの打ち方は前回の投稿を参考に。
バンカーのアマチュの失敗はトップかザックリ。これはアプローチも同じでしょう。
バンカーの砂を多くとってしまい出ない人はダフリ過ぎ。バンカーはダフれというけど、ダフリ過ぎは論外。ダフリが多い人は膝をあまり深く折らないようにして、ボールの直近に打つイメージの方が失敗が少ないと思う。この時にクラブの重さを感じながらヘッドを走らせると失敗が少ない。
長文になってしまったけど90切りのための結論
大前提はパッティングの距離感と方向性を身につける。
そのうえで、
1バンカーは1発脱出して2パットのボギー
220ヤード以内の寄せワン
2ができればあわよくばチップインもある
3100ヤード以内のボギーオン
3ができればパー5ではパーオンが狙える
これらができれば90切りどころか80前半のスコアが見えてくる。
海外では初心者にゴルフの最初はパッティング
次にアプローチ。
日本ではいきなり7番アイアン位をもってすぐにフルスィング。しかも我流。その我流で練習をすればするほど悪い癖が身体にしみこみゴルフの上達が遅くなってしまう。
つまりは100切りあるいは90切りできない人の練習の優先順位としてはパッティング、次にアプローチ、バンカー。普段練習できないのならゴルフ場にアプローチやバンカーの練習場があるところで徹底的に時間をかけて練習することをお奨めいします。