前回「私のやりたいことと、はるかさんからの宿題のこと」を次の記事で書く!と言っていたのに、ちょっと別の話。
最近書きたいことが多すぎて追いつかないー!
宿題のことを書くことから逃げてるわけではない、多分。。。たぶん(笑)
アルケミ第1回ミーティングでは、「息子が片付けができない!汚い部屋を見る度に自分のやる気がなくなる」と嘆いていた私です。
そこからの気付きがあったので、書いておきたいと思います。
ミーティングのアーカイブを聴いていたら、気になる箇所がありました。
はるかさんに「ここにコミットしようとしてる」と言われ・・・
私は自分のやる気がなくなるってことより、息子が片付けができない!ってことの方を気にしている。
なぜ、私がここに結果を求めるのか!息子が片づけが出来るようにならないと!
と強く思ってしまっているのか。
こんなんじゃ将来困るんじゃ・・・って頭の声があるのは気付けたものの、いや、まだ何かありそう。
そして気付きます。
私の中でずっと反芻されていたのは、塾の先生に言われた・・・
「物の管理ができない人は成績が下がっていきます」
これです!!
我が家名物のテキスト&プリント溜まり
こんな状態では、やはり成績が下がっていくんじゃないか??
成績が下がらないでほしい!
成績下がったら、学校が選べなくなる。
塾代かけてるのに。
家族の労力も時間もかけてるのに。
中学受験失敗しちゃう。
失敗ってなに?
学校を選べないこと。
あの中学校に入れなくなる。
あの中学校とは?
あの中学校!!!!
そうなのか、私は息子にあの中学校に行ってほしいと思っているのか。
この日はここで終わりました。
そして、数日後。
息子の幼稚園時代に知り合った、所謂ママ友であり、私がとても尊敬している友人とランチをすることになった。
彼女はバイタリティがある素敵な人!ママ友界隈で超人気者
独身時代の彼女、とある有名企業で「働いてみたいな~!」と思ったらしい。
すると、彼女は即その会社に直接電話したんだって。求人募集しているかどうかなんて関係なし!学歴がマッチしないんじゃないか?とかも関係なし!
まず、電話して聞いてみよう!っていう
すっごくない???
結果、その企業はその時求人募集していなかったにもかかわらず、面接をすることになり、採用!
実際にその会社で働き始めたという過去があるのです
今もそのストレートな行動力とかっこよさは健在で、私はいつも尊敬のまなざしを向けている。
その彼女も、過去に長男の中学受験を経験している。
志望校をどうやって決めたかっていう話題で彼女が口にしたのは、
「日々勉強を頑張った上で自分の少し上のレベルの学校を志望校として受けた」
と、いうことだった。
私はそれを聞いて、すごく共感したし
そう決めて、ずっと息子さんを応援サポートし続けて、見事合格をつかんだ友人親子を本当に尊敬しているし、やっぱり素敵だな、と心から思ったのだ。
あれ?私、全然つじつまが合っていない。
自分はいったい何を求めているんだ??となった。
だって、あの中学校ってそういう意識で決めていない。
あの中学校に入れれば。
あの中学校にさえ入れれば!
そして、出てきたのは・・・
私みたいになってほしくないだった
だから、あの中学校に行ってほしい。
そしたら、きっと私みたいにならない、と。
ねぇ、私、雑すぎない??
あの中学校に入る=私みたいにならない、って決まってない。
そもそも、私みたい、ってなに??
学歴とは?
勉強とは?
なぜ今の塾に通い始めた?
息子は何をやりたいって言ってる?
と、細かく見ていったら、
とんでもない妄想の中にいると気付きました
以前もあった中学受験での気付き。
そして、「ひとり一つの道」があることをまた改めて思い出し、
受験って競争のように思いがちだけど、周りと競っているわけではないのだな、という心地のよいところまでキタ!
「偏差値」だって便宜上あるだけだな、と。
これもただの現在地をみる指標なだけなんだよなーと
私みたいになってほしくない!っていうのも、今現在、私は「今までの自分」が嫌で、つい最近チャレンジを始めたばかりじゃないか!
もし、隣に、私をそのまんまコピーした他人がいたとして、その人が「私なんて」と嘆いていたら、「そんなことないじゃん!!いいとこいっぱいあるよ!!」と絶対に言うクセに・・・
自分にだけはものすごい冷たい視線を向けるのだな。
クセだ、もうただのクセ
そんな訳で、はるかさんが言われた言葉をきっかけに、妄想に気付いて、ここまで心地のよいところに来たら、散らかっている床が気にならなくなってきたという
だって、「片付けできるようにさせなきゃ」じゃなく、
応援したいだけだったとなったから。
そして、昨日、息子がね、ちょっと弱気になっていた。
このG.W.は、受験の天王山と言われる夏やすみの練習だ!と塾で言われたそうで。
休日の学習時間をかなり意識して過ごすように指導され、「今日は〇時間だった」「今日は昨日より少なくなってしまった」とか、へんに緊張しているようだった。
その時、私は心から、
「受験は他の人との競争じゃない」「ひとりひとつの道があるよ」ってこと、
「日々こつこつ出来ることを増やして、最後に志望校を決めたらいい」「中学受験はゴールじゃないし、いつからだってチャレンジはできる」
ってことを息子に話すことが出来て、それが何より嬉しかったのです