語気強めですが、

ここ数日この件で心揺さぶられていたので、書いておきたい。

 

 

 

息子は今中学受験塾に通っています。

 

 

 

スタートは、「この塾の授業がおもしろい!だからこの塾に行く!」というもので、親の意向としては「やる気が育ったその先に結果がついてきたらいい」というものだった。

 

 

 

息子は塾が大好きで(いや、ほんとのほんとに、私も信じられないんだけど。)

小学校の友達が公園で遊んでいる時でも、

息子は、自らすすんで自習室に行くし、

「このクラスに入りたい!」という目標をもって日々励んでいた。

塾のクラスは完全成績別です。

 

 

 

サッカーや野球を頑張っている子がいるように、

息子はただ勉強を頑張っているってだけだった。

息子は運動は全然好きでないので続かず、

サッカーもダンスもとっくにやめている。

 

 

 

毎月ウン万円、長期休みの度の講習代ウンウン万円も、

相当高い習い事代だと思うけど、経験にお金を払っていると思っていた、本気で。

 

 

 

 

少し前までは。

 

 

 

クラスがひとつダウンした。

毎日毎日溜まっていくプリント。

大量のプリントがリビングの床、ダイニングテーブルを埋めていく。

 

 

 

ミニテストの点が取れなくなった。

得意な科目ばかり勉強し、苦手な科目を避けている。

 

 

 

大事なテストがもうすぐなのに、直しが終わってない膨大なプリントの山がある。

 

 

 

先生から「今のままでは今後もっと成績が下がることが見込まれます」と言われた。

 

 

 

私はイライラして、とうとう息子にキツイ物言いをしてしまった悲しい

 

 

 

小競り合いも頻発。

 

 

 

中学受験なんて向いてなかったんだ。

私に名監督が出来るはずがない。

もう全部やめたい!

でた、私の得意技。いつものパターン。

頭の声が暴走してますよ。

 

 

 

そして、ようやく見る気になりました。

私はいったい何にもっていかれているのか。

 

 

 

何にモヤモヤしている??
出来なかったら恥ずかしい
親の管理監督能力を問われている
比べられている
ダメになる

上を目指さなくてはならない!

上であるほど良い!!

 

 

 

↑これだドクロ

 

 

 

塾は、難関〇〇校合格〇名!!としょっちゅう案内をしてくる。

それは当然だよね。

それで「ここは良い塾に違いない」って保護者に思ってもらえる超キャッチーなコピー。

気付かないうちに段々とそれにもっていかれた私ですオエー

 

 

 

だけど、それほんと??

 

 

 

いやいや、違う。

絶対違う。

 

 

 

無意識って怖い。

日々の生活の中では、いろんな情報や思いが飛び交っていて、

まるで蜘蛛の巣が知らないうちに服に張り付くように、

本当は自分が望んでいるモノではないのに、

望んでいると勘違いしてしまうことがある

 

 

 

例えばお金、大きな家とか、高級車、ブランドものとかね。

なんとなく世間がいいとしてるもの、みたいな。

これがあればいいんでしょ、幸せでしょ、みたいなもの。

 

 

 

だから、やっぱり体感覚が大事なんだな。

体感覚が悪い時、何かが違ってるよーって教えてくれてる。

ジャンルによって私はものすごく頭の声に持って行かれることがある。

そんな時は、底の底までいかないと自分の頭の声に気付かない。

 

 

 

初心は何だった?

面白い授業を受けること。

分からないことが分かる楽しさを知ること。

目標に向けて行動する経験をする。

だったわ。

 

 

 

ものすごい妄想の中にいた魂が抜ける

 

 

 

出来なかったら恥ずかしい?

いや、出来たら嬉しい!がいい。

 

 

 

親の管理監督能力も、比べられてもいない、全部自分の中でだけ。

言われてない、言われたらアドバイスもらおう。

 

 

 

そもそも、私はどうしたいんだっけ?

 

 

 

息子をただ応援したい!
それだけだったわ。

 

 

 

「応援する」に向けた行動をするだけ、だった。

 

 

 

 

積んであるプリントを整理した。

「直せ!」という圧がすごいプリント類を全部一旦捨てることにした。

本当に大事なものだけ数枚残し、あとは全部捨てた。

今90パーセントの力でやっているという息子。

残りの10パーセントに圧を入れるのやめる。

 

 

 

苦手で手をつけたくないって思ってしまっているところを、

出来て嬉しい!って気持ちを経験できるように進めていきます。

 

 

 

息子に気持ちを伝えたら、

じゃあ一緒にがんばっていこー!と言っていた泣き笑い

 

 

圧よ、サヨナラ~バイバイ