週刊文春ミステリーベスト10
2022国内部門1位
宝島社 このミステリーがすごい
2023年版国内編4位
という夕木春央さんの「方舟」
こ、これは・・・・・
山奥の朽ち果てた地下建築を見に行こうと
友人から誘われ、
些細な好奇心から、
大学時代の友人5人と
従兄弟の翔太郎と一緒にそこを目指す柊一。
迷いながらも到着し、
マンホールのような入り口から
地下に降りていくと、
そこには三階建ての船を
丸ごと埋めたかのような
かの方舟を想像させる作りと、
ホテルのような部屋が連なっていた。
日も暮れ、電波も届かぬ要塞の中で
一晩を過ごすしかなくなった柊一たち。
そこに道に迷ったという
三人家族の親子も加わり、
計10名がそれぞれ明け方までを
ここで過ごすことに。。。
要塞の中、地下三階部分は浸水しており
地下二階の部屋からは、
数々の拷問道具も発見される![]()
ここは何の目的で作られたものなのか❓
いぶかしく思いながらも
翌朝には大冒険を終え
ここから揃って出て行くはずだった。
しかし、明け方、大地震が起こり、
出入り口が塞がり、
そのうえ地下の水位が上がり始めた![]()
建物全体が水没するまでのタイムリミットは
およそ1週間。
ここから出る方法は一つ。
しかし、そのためには
このうちの誰か一人が、脱出するための作業を
命懸けでしなければならない。
誰が・・・誰を・・・
全員がお互いを牽制し合う中、
一人が死体で発見される。
残り9人…。
誰か一人がみんなのために犠牲になる、
ならばそれは、
この状況で殺人を犯した
「誰か」であるべきだ。
極限状態の中、
柊一と翔太郎の犯人探しが始まる。。。
これ以上の解説は厳禁。
というか、
ここまでの解説からは
以降の展開は読めません![]()
最後に訪れるのは
希望か、絶望か。
ある人は痛快❗️と感じるかもしれないし、
あるいは嫌悪感でいっぱいになるかも?
私はこ、これは・・・
と思ったきり、しばし呆然![]()
ある意味、記憶に残る作品となりました。
読みたいという方、
体力、気力のある時に読むのを
おすすめします。
👩今日のダイエット記録
朝・雑炊
昼・マクドナルド・スパイシーハンバーグ
夜・かつはな亭・Wヒレカツ&カキフライ定食
食べすぎ・・・
運動・なし
体重・59.8kg


