これは私自身も最近具体的に学んだことです。
少年少女という書き方が正しいかはわかりませんが、低年齢層向けのサッカーコーチングについてです。
ある海外の指導の仕方ということで教えてもらったのですが、日本のサッカーは基礎練習から始まり、コーンドリブル、シュート練習や3対2を経て、ゲームという流れが多いのですが、この中にないのが「プレーについて考える」ということだそうです。
この考え方がとても面白く、かつ興味深いものでした。
皆さんは「フリーズ」をご存知でしょうか。
コーチの方なら当然の知識かもしれませんが、プレーを止めて指導することです。
練習中に「フリーズ」させて、顔を上げるとか、逆サイドも見るとか、1プレー1プレー切って教えるのですが、これが日本の常識的なコーチングです。
しかし、ドイツではどうやら違うようです。
ドイツで言う「フリーズ」とは、もちろんプレーを止める時の掛け声であることは同じですが、そこからが違います!
日本ではコーチがそのプレーについてアドバイス・指導を行いますが、ドイツでは「フリーズ」させて、今のプレーについて子供たちに議論をさせるのです。
これが「プレーを教わる」でなく「プレーを考える」ということです。
もちろんどれが正解かというのは、絶対的な答えが存在しないと思いますが、子供たちで議論することで、ただプレーをするのではなく、その時にどうしたらいいかを自分たちで考えられるようになります。
この指導方法は、私にとってもなるほどと思わせるものでした。
子供には難しいかと思うかもしれませんが、こういったブレインストーミングが子供たちの上達を2歩も3歩も早く進めていくことになるでしょう。
これを習慣にすることでユース年代でのプレーの選択肢、戦術理解度が上がっていくことは間違いありません。
いきなり練習で即導入するのは難しいかもしれませんが、そこはコーチ・トレーナーが優しく教えてあげてください。
最初はヒントなどを出してあげたり、どんな選択肢があったかを教えてあげると、子供たちも議論しやすくなると思います。
幼少期、少年期でも身体でプレーするだけでなく、頭でもプレーをさせてみてください。