加茂隆康弁護士の著書『自動車保険金は出ないのがフツー』
第5章 もっともっと徹底的に出させる超絶訴訟戦略
弁護士の選択/自賠責保険金を先取りするかしないか/年五%の遅延損害金の付加/和解における「調整金」/被害者の経済状態が決定要因/自賠責への時効中断/加害者が悪質な場合の慰謝料の増額/兄弟姉妹の慰謝料/逸失利益の考え方/県立高校の教師のケース/主夫の逸失利益/女子年少者の逸失利益/顔の傷の男女差別/男は顔の傷の一つや二つでガタガタ言うな/顔の傷は減収をもたらすか/損保側医師による意見書/被害者のとる次への的確な一手/国税調査官並みの税理士の調査/ビデオ撮影の技術/同一の車を使っての実験映像/ナレーションを練る/夜の現場撮影/反論を封じるDVD/和解か判決か/和解決裂から判決へ/金額に差が出る和解と判決/和解するメリットは何か/注意すべき既払金の計算/損保の都合で和解を先送りする場合の「調整金」
『弁護士の選択』
交通事故を専門的に扱う弁護士には、二種類あります。
ひとつは損保、共済を顧客のメインにしている加害者側の弁護士、もうひとつは一般の被害者を
顧客にする被害者側の弁護士です。
前者が圧倒的に多く、後者はごくわずかです。
損保側の弁護士が被害者からの依頼事案を扱わないわけではありませんが、その事案で相手方となる損保が、ひごろ自分の依頼人(お客様)となっえいる損保であるなら、受任は断るでしょう。
以前にも言及したように、地方都市にいくと、この傾向は顕著にあらわれます。
地方都市で交通問題に明るい弁護士といったら、ほとんどすべて加害者側の弁護士です。
しかも、複数の損保を同時に顧客にしていることが多いため、被害者から相談をもち込まれても、受任は辞退するということになりがちです。
地方に住む被害者の方が、地方の弁護士にでなく、あえて東京の法律事務所に相談に来る背景には、
そういう事情がからんでいます。
それはともかく、交通事故で訴訟を起こそうと考えた場合には、まず専門の、それも被害者側の交通弁護士にアクセスすることが必須条件です。
うまくアクセスできたとして、その弁護士の説明能力にも注意を払う必要があります。
加茂隆康氏は仕事柄、法律文献にも目を通しています。
しばしば感じるのは、大学教授、学究肌の弁護士、裁判官などの論文や、座談会中の語りの表現が分かりにくいということです。三回ぐらい精読しても呑み込めず、
「で、結局、あなたは何を言いたいの?」と問い返したい思いにかられます。
専門家を対象に書かれた論文や実務書であったとしても、分かりにくくてよいわけがありません。
文献の読書や法律相談に訪れた一般の被害者に、抽象的ではなく、日常言語で分かりやすく説明できないというのは、その本人がよく分かっていないか、または表現力不足に原因があります。
もしあなたが交通弁護士に出会ったとしても、その弁護士からやさしい言葉で簡潔に説明してもらえないようなら、別の弁護士を探した方が無難でしょう。
これから先、ストレスがたまるからです。
加茂隆康弁護士の著書『自動車保険金は出ないのがフツー』
第5章 もっともっと徹底的に出させる超絶訴訟戦略
弁護士の選択/自賠責保険金を先取りするかしないか/年五%の遅延損害金の付加/和解における「調整金」/被害者の経済状態が決定要因/自賠責への時効中断/加害者が悪質な場合の慰謝料の増額/兄弟姉妹の慰謝料/逸失利益の考え方/県立高校の教師のケース/主夫の逸失利益/女子年少者の逸失利益/顔の傷の男女差別/男は顔の傷の一つや二つでガタガタ言うな/顔の傷は減収をもたらすか/損保側医師による意見書/被害者のとる次への的確な一手/国税調査官並みの税理士の調査/ビデオ撮影の技術/同一の車を使っての実験映像/ナレーションを練る/夜の現場撮影/反論を封じるDVD/和解か判決か/和解決裂から判決へ/金額に差が出る和解と判決/和解するメリットは何か/注意すべき既払金の計算/損保の都合で和解を先送りする場合の「調整金」
「いままで自分で損保と交渉してきましたが、あまりにも提示額が低い。このうえは、訴訟を
起こそうと思っています。でも訴訟を起こすとどんなふうに進展するのか、どのくらい時間が
かかるのか見当もつきません。それが不安です」
加茂隆康弁護士は、こういう声をよく聞くそうです。
この章では、加茂隆康氏による訴訟についてお話をしていきます。
それでは次回からお楽しみに。
第5章 もっともっと徹底的に出させる超絶訴訟戦略
弁護士の選択/自賠責保険金を先取りするかしないか/年五%の遅延損害金の付加/和解における「調整金」/被害者の経済状態が決定要因/自賠責への時効中断/加害者が悪質な場合の慰謝料の増額/兄弟姉妹の慰謝料/逸失利益の考え方/県立高校の教師のケース/主夫の逸失利益/女子年少者の逸失利益/顔の傷の男女差別/男は顔の傷の一つや二つでガタガタ言うな/顔の傷は減収をもたらすか/損保側医師による意見書/被害者のとる次への的確な一手/国税調査官並みの税理士の調査/ビデオ撮影の技術/同一の車を使っての実験映像/ナレーションを練る/夜の現場撮影/反論を封じるDVD/和解か判決か/和解決裂から判決へ/金額に差が出る和解と判決/和解するメリットは何か/注意すべき既払金の計算/損保の都合で和解を先送りする場合の「調整金」
「いままで自分で損保と交渉してきましたが、あまりにも提示額が低い。このうえは、訴訟を
起こそうと思っています。でも訴訟を起こすとどんなふうに進展するのか、どのくらい時間が
かかるのか見当もつきません。それが不安です」
加茂隆康弁護士は、こういう声をよく聞くそうです。
この章では、加茂隆康氏による訴訟についてお話をしていきます。
それでは次回からお楽しみに。
昨日に引き続きまして、加茂隆康弁護士に寄せられた質問と加茂隆康弁護士の回答を載せていきます。
“法律相談のときに、内容を他の人に聞かれたくありません。会社の仲間にも弁護士に委任しているという事実を知られたくないのですが。”
お気持ちはよくわかります。当事務所では、相談者の方のプライバシー保護のため、他の依頼人の方と顔を合わせることがないよう、時間を調整してご来所いただいております。
また会社員の方などで日中にどうしても会社へご連絡せざるをえないときには、予めその旨をお伝えいただければ、「法律事務所、弁護士」といった呼称を使わず、個人名でご連絡させていただきます。
多くのケースでは、お客様の携帯電話へご連絡をさしあげています。
携帯の留守電が20秒で切れる状態におかれますと、十分なメッセージが残せません。必ず3分間は吹き込めるように設定していただきたいと存じます。
“法律相談をしたら、必ず事件を依頼しなくてはいけないのでしょうか。”
そんなことはありません。当事務所では、法律相談だけで安心なさる方も沢山いらっしゃいます。第1回目の法律相談ではあなたの事件の今後の見通し、弁護士費用のお見積に加えて、ご自分で相手方との交渉をなさりたい方のためには、交渉の技術(ノウハウ)についてもおこたえ致します。ご自分で交渉をなさり、うまくいけばそれに越したことはありません。
ご依頼いただくのは、ご自身での交渉がうまくいかず、やはり弁護士に委任しようと決心されてからで結構です。ご自分で交渉するのは面倒だからすぐ委任したいという場合には、私の方で内容をお訊きし、受任できる状況であれば、すぐ受任させていただくことも可能です。
法律相談するということには色んな手続き(?)があるのですね。
次回からはまた、『自動車保険金は出ないのがフツー』の続きを書いていきたいと思います。
“法律相談のときに、内容を他の人に聞かれたくありません。会社の仲間にも弁護士に委任しているという事実を知られたくないのですが。”
お気持ちはよくわかります。当事務所では、相談者の方のプライバシー保護のため、他の依頼人の方と顔を合わせることがないよう、時間を調整してご来所いただいております。
また会社員の方などで日中にどうしても会社へご連絡せざるをえないときには、予めその旨をお伝えいただければ、「法律事務所、弁護士」といった呼称を使わず、個人名でご連絡させていただきます。
多くのケースでは、お客様の携帯電話へご連絡をさしあげています。
携帯の留守電が20秒で切れる状態におかれますと、十分なメッセージが残せません。必ず3分間は吹き込めるように設定していただきたいと存じます。
“法律相談をしたら、必ず事件を依頼しなくてはいけないのでしょうか。”
そんなことはありません。当事務所では、法律相談だけで安心なさる方も沢山いらっしゃいます。第1回目の法律相談ではあなたの事件の今後の見通し、弁護士費用のお見積に加えて、ご自分で相手方との交渉をなさりたい方のためには、交渉の技術(ノウハウ)についてもおこたえ致します。ご自分で交渉をなさり、うまくいけばそれに越したことはありません。
ご依頼いただくのは、ご自身での交渉がうまくいかず、やはり弁護士に委任しようと決心されてからで結構です。ご自分で交渉するのは面倒だからすぐ委任したいという場合には、私の方で内容をお訊きし、受任できる状況であれば、すぐ受任させていただくことも可能です。
法律相談するということには色んな手続き(?)があるのですね。
次回からはまた、『自動車保険金は出ないのがフツー』の続きを書いていきたいと思います。
加茂隆康弁護士に寄せられた質問と加茂隆康弁護士の回答を載せていきます。
もし、自分が被害者の立場に立った時に、参考になるかと思われますので、是非。
“人身事故の被害者になった場合、どういう損害を請求できるのでしょうか?”
治療費、入院付添い費、入院雑費、通院交通費、休業損害、傷害(入通院)慰謝料が、主な項目です。
このほかに、後遺障害がでた場合には、後遺障害逸失利益と慰謝料も請求できます。
“裁判にかかる時間はどのくらいですか?”
裁判は、提訴されてから、ほぼ30日~40日に1回程度の割合で開かれます。お互いの言い分の出揃ったところで裁判所から「和解案」が提示されます。ここで双方合意すれば事件は終結します。
合意しなければ、裁判所による判決を待つことになります。事案の内容にもよりますが、交通事故の損害賠償請求事件は相続や離婚事件等に比べて進行が早く、だいたい和解案が出るまで6~8ヶ月、判決が出るまでは平均10ヶ月~1年位です。
“あまり手持ち金がないのですが、弁護士費用はどのくらいかかるのでしょうか。”
(この質問は結構多いかと)
弁護士にかかる費用はあなたが被害者の場合、相手方への請求額、実際に獲得できた金額などによってまちまちです。平成16年4月1日より、日本弁護士連合会報酬基準が撤廃されました。現在は各弁護士が個別に費用を決めております。
具体的には委任を受けたとき、着手金というのをいただき、事件が解決したときに報酬金をいただくというのが建前です。
たとえば、800万円を請求し、800万円を獲得した場合、着手金が52万5000円(消費税込)、報酬金も52万5000円(消費税込)、それに印紙代、通信費、謄写代、交通費など実費を加えた額が一応の目安です。ただ難しい事案の場合はこれより高くなります。
弁護士に委任して、万一、採算が合わないようなケースの場合には、受任前の法律相談時にその旨をお伝えします。
また、あなたが交通事故の被害者で、ご自分の自動車保険に「弁護士費用担保特約」がついていれば、通常300万円までは、あなたが頼んだ弁護士の費用を保険会社でカバーしてくれます。
つまり、この金額の範囲内であれば、あなたは弁護士費用を一切持ち出すことなく弁護士に依頼し、示談交渉や裁判をすることができます。ご自分の保険を、ぜひ確認してみてください。
『自動車保険金は出ないのがフツー』の中でも、弁護士費用についてちょこちょことお話に出ていますので、過去記事も良かったら是非目を通してみて下さいね。
もし、自分が被害者の立場に立った時に、参考になるかと思われますので、是非。
“人身事故の被害者になった場合、どういう損害を請求できるのでしょうか?”
治療費、入院付添い費、入院雑費、通院交通費、休業損害、傷害(入通院)慰謝料が、主な項目です。
このほかに、後遺障害がでた場合には、後遺障害逸失利益と慰謝料も請求できます。
“裁判にかかる時間はどのくらいですか?”
裁判は、提訴されてから、ほぼ30日~40日に1回程度の割合で開かれます。お互いの言い分の出揃ったところで裁判所から「和解案」が提示されます。ここで双方合意すれば事件は終結します。
合意しなければ、裁判所による判決を待つことになります。事案の内容にもよりますが、交通事故の損害賠償請求事件は相続や離婚事件等に比べて進行が早く、だいたい和解案が出るまで6~8ヶ月、判決が出るまでは平均10ヶ月~1年位です。
“あまり手持ち金がないのですが、弁護士費用はどのくらいかかるのでしょうか。”
(この質問は結構多いかと)
弁護士にかかる費用はあなたが被害者の場合、相手方への請求額、実際に獲得できた金額などによってまちまちです。平成16年4月1日より、日本弁護士連合会報酬基準が撤廃されました。現在は各弁護士が個別に費用を決めております。
具体的には委任を受けたとき、着手金というのをいただき、事件が解決したときに報酬金をいただくというのが建前です。
たとえば、800万円を請求し、800万円を獲得した場合、着手金が52万5000円(消費税込)、報酬金も52万5000円(消費税込)、それに印紙代、通信費、謄写代、交通費など実費を加えた額が一応の目安です。ただ難しい事案の場合はこれより高くなります。
弁護士に委任して、万一、採算が合わないようなケースの場合には、受任前の法律相談時にその旨をお伝えします。
また、あなたが交通事故の被害者で、ご自分の自動車保険に「弁護士費用担保特約」がついていれば、通常300万円までは、あなたが頼んだ弁護士の費用を保険会社でカバーしてくれます。
つまり、この金額の範囲内であれば、あなたは弁護士費用を一切持ち出すことなく弁護士に依頼し、示談交渉や裁判をすることができます。ご自分の保険を、ぜひ確認してみてください。
『自動車保険金は出ないのがフツー』の中でも、弁護士費用についてちょこちょことお話に出ていますので、過去記事も良かったら是非目を通してみて下さいね。
今日も加茂隆康弁護士の著書やHPでよく見かける「東京地裁」について調べてみました。
東京地方裁判所(とうきょうちほうさいばんしょ)は東京都千代田区にある日本の地方裁判所の一つで、東京都を管轄している。略称は、東京地裁(とうきょうちさい)。立川に支部を置いている。
東京都を管轄しており、本庁が千代田区に、支部が立川市に、それぞれ設けられている。
管内には、本庁及び支部の所在地並びに八王子市、武蔵野市、青梅市、町田市、八丈島(八丈町)、伊豆大島(大島町)、新島(新島村)の合計9か所に簡易裁判所が設置されている。また、本庁の所在地には東京第一~第六検察審査会が、支部の所在地には立川検察審査会が、それぞれ設置されている。
加茂隆康弁護士曰く、東京地裁だと、交通部の裁判官は一人当たり200件余りの事件を同時に抱えているそうです。
最近、傍聴を体験してみたいなぁと思うようになりました。
傍聴を経験した人は、必ずといっていいほど、「社会勉強になる」というんですよね。
時間があれば、一度足運んでみようかなと思います。
東京地方裁判所(とうきょうちほうさいばんしょ)は東京都千代田区にある日本の地方裁判所の一つで、東京都を管轄している。略称は、東京地裁(とうきょうちさい)。立川に支部を置いている。
東京都を管轄しており、本庁が千代田区に、支部が立川市に、それぞれ設けられている。
管内には、本庁及び支部の所在地並びに八王子市、武蔵野市、青梅市、町田市、八丈島(八丈町)、伊豆大島(大島町)、新島(新島村)の合計9か所に簡易裁判所が設置されている。また、本庁の所在地には東京第一~第六検察審査会が、支部の所在地には立川検察審査会が、それぞれ設置されている。
加茂隆康弁護士曰く、東京地裁だと、交通部の裁判官は一人当たり200件余りの事件を同時に抱えているそうです。
最近、傍聴を体験してみたいなぁと思うようになりました。
傍聴を経験した人は、必ずといっていいほど、「社会勉強になる」というんですよね。
時間があれば、一度足運んでみようかなと思います。