P6~P43 プラトン、アリストテレスの章まで

 

人文学に興味を持ってから知ったことが、フランスの高校では哲学が必修で、バカロレアでは文系理系を問わず哲学の筆記試験が課される(らしい)ということ。この本は、そんなフランスの高校生の試験用に向けた、受験参考書的な立ち位置だそう。

 

ギリシア哲学から西洋哲学が始まったことを知識として得たが、世界史全体を見てみると、そこからグルグル回って、2000年以上かけて1週(どころか何週も)しているような感覚が面白い。存在、時間、生き方、死は、宗教(西洋ではキリスト教)と主に結びついて、その捉え方・見方はあんまり変わらないなという印象も。人間が変わっていないから当然なのかもしれない。ただそこに、東洋哲学の目線が入ると、また面白いように思えるが、知識も体感も不足しているので少しずつ。

 

あとは、ギリシア哲学についてはさておき、思うこと。フランス人たちは高校生の時から、この学問を必修として学ぶとしたら、国家として考えた場合、それは強いのか弱いのか。日本のように、あまり個人で考える力を養うような教育をせずに(画一を重んじるような教育)いた方が、「国」としての力は強いのかもしれない。ただ一方それは、不測の事態、未来が見えにくい時代には弱いともいえる(まさに今、現在)。でも、フランス革命後、ナポレオンが出てきたときは無敵で…………いったん考えるのをやめる。

 

あとは、自分の心に哲学(良心、筋、生き方、信仰、などなど)を強く持つ国民がたくさんいる国は、首相のようなリーダーの立場からすると面倒だろうなとも、あくまで個人的な感想。美しいフランス(パリ)にあこがれはあるので、その話はまたいつか書いてみたい。