ひとつ屋根の下 | まさおくんのマイホーム365日の軌跡

まさおくんのマイホーム365日の軌跡

賃貸マンションで一生家賃生活と思っていたまさおくんが一念発起、住宅情報館で夢のマイホームを手に入れるまでの365日間の悪戦苦闘の記録です。

まさおくんです。

 

#第14回 設計打ち合わせです

 


屋根の話は色だけじゃないんだよね~。

向きとか形とか。
どういうのがきれいなんだろう。

先生が描いてくれた立面図に
ポチ子が塗り絵で書き足してくれた
図面を眺めながら思うのです。

IMG_20170711_084456249.jpg
 
IMG_20170711_202415400.jpg
 

ひとつ屋根の下。
中にいたら全然気にならないことだし。

でも、外観も少しは気になるじゃん?


今は、西側から中央に向かって
片流れになってて、真ん中から東側までが、南北の中心線から建物の前後に下がる屋根。
しかも、リビングのところで、一段、段差が付いてて、すっきりしたデザインじゃないんだなぁ。

大塚先生「屋根は、家の間取りでだいたい決まっちゃうものなの。まさおくんのおうちは、リビングの上の吹き抜けが、隣の洋室Bより1グリッド北に引っ込んでるでしょ?
リビング吹き抜けの高さにあわせて屋根を張ると洋室Bの南面の屋根の下端が、かなり下に下がって天井が低くなっちゃうの。
逆にすると、吹き抜け部分が、高くなってしまって、無駄に広くなってしまうし、ハイ天井にするための追加工事も必要なんだ。」

へぇ。そうなんだね。

それじゃ、東側から西と同じように屋根を流したらどうなの?
最近よく見るおうちみたいにてっぺんのところを高さをずらしてみて。

大塚先生「それもできるんだけど、北側部分の間取りが、西側と揃っていないから、北側は、今のように屋根をおろさないといけないよ」

うぅ、それもカッコ悪そうな…

大塚先生「それよりも。
なにより、建物の高さ制限に引っかかってしまうんだ。まさおくんのおうちが少し横幅があるから、東の端から流して屋根を上げていくとなると、長い分、屋根が上に高くなってしまうの。
ここの土地の建物は高さ10m以内に建てなさいという制限があるの。これも建築基準法で決まってるんだよ」

そうなんだ…

それじゃ、いっそのこと、左右から中央に上げる屋根じゃなくて、南北にしたら?


大塚先生「残念だけど。。。
そえすると、西の端っこの頂点が、今度は西側斜線制限にかかってしまうの。
おとのりの日照権を守る義務があるんだ。」

うぅぅ、難しいのね…

屋根って形だけじゃなくて、土地ごとの建築制限の規制も受けるとは考えもつかなかったよ


ということは?


大塚先生「このままの形で行くのが、妥当かな?」


は、はい。。。


最近、設計打ち合わせで、いろいろわかってきたもんで、自分なりのエッセンスを入れようとするんだけど、プロはやっぱりプロなんだなぁ


あんまり、余計な口を挟まないようにしよっチーン

 

 

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建住宅(施主)へ
にほんブログ村
ランキング参加してみました
よかったらポチっとネ!