蔦重が大流行なので、時勢に乗り遅れがちな徳田も、

 

重い腰を挙げて、11年前に刊行した『近世物之本江戸作者部類』

 

(岩波文庫)を開けて、人名索引で蔦の唐丸(からまる。重三郎の

 

狂歌用の作者名)を検索したところ、五行に亘って列挙されているよ。

 

本が、取り分け古典物が売れない今の時代に、やっと再版が出る話が

 

出てきました。

 

ちなみに、後年は大作者になった曲亭馬琴も、当初は蔦重の奉公人からの

 

出発だよ。