度々紹介をしている やなせ先生の正義です。
やなせ先生の言う正義には「悪」が存在しません。
よくある“誰々は悪い奴だ”という例えは出てきません。
善と悪の争いがテーマではなく、
ただ
「飢えている人に一切れのパンを差し出す行為。」
これを正義の例として説明をされています。
それは、別の言い方にすれば
「人に親切にすること。」
であり、それ以上でも以下でもありません。
ここに悪は無く、
悪とは別の言い方をすれば敵。
敵がいない・・・つまり
「無敵の境地」
これが、やなせ先生の正義になります。