歌手・音楽家の

「米津玄師」さん。

 

まだお若い方です。

しかし 

私のイメージでは

 

言葉だけの場合、

「思い込み」

が生じます。

 

夕雲流の説明にある

「獅子奮迅(しし-ふんじん)」

  

この言葉だけで剣術を考えると

獅子奮迅と言う型(技)であり、

その意味は

「ライオンのように勇ましく、

 野生の雄、百獣の王の如く

 剣を振るうことが正しい。」

 

しかし、言葉は恰好が良いのですが

夕雲流では

誤った心の状態の例の1つ」

として紹介をされています。

つまり、イメージとは真逆です。

 

ちなみに夕雲流の説明に

・獅子奮迅

・飛蝶

・虎乱

・猿飛

・雷電

・蜘蛛

があります。

 

どれも、夕雲流では

「誤ったこと」の説明に

使われる名称です。

しかし、言葉だけを聞くと

正しい術理であるかのように

間違えてしまう事があります。 

 

ちなみに、夕雲流には

「剣の扱いは、箸の扱いと同じ。」

と言う意味があります。

これは

”ごく自然に”

あるいは、自然に扱えるようになっていく教えで、

特殊な人が特別なトレーニングを重ねるという意味ではありません。

  

誤った解釈として

「剣を、箸を扱うようになるまで、

徹底的に稽古をすることが必要。」

これは、肉体的なトレーニングとしては

正しいと思います。

しかし、心の剣の解釈とは

また違う意味となります。