こんなイメージの話をします。
白い道着を着て、毎日千本の正拳突き、
毎日二千回の蹴り、さらに30kmのランニングに
ハードな筋肉トレーニングを行います。
そして
体脂肪が8%以下の肉体となり、
素手で30枚重の瓦を割り、
素足でバットを蹴り折る。
人は彼の事を「ターミネーター」と呼びます。
その武術家の目的とは?
「柔道大会で優勝をすること」
この武術家の武道の正しさを否定する理由はありません。
しかし、
柔道大会で優勝を狙うという目的に対しては
「???・・・?」
となるかとは思います。
このイメージは
「武道としては間違いではない。むしろ正しい。
でも柔道と言う種目に限定すると正しい稽古とは言い難い。」
となります。
目的と手段がずれると、
上記のような話になります。
「正しいけれど間違い。」
が起こらないように、己を見つめ
考え続けることが必要です。