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私は最近体力において、自分はちょっと普通の人間と違い過ぎるのではないかなと思っています。先週の土曜日は朝、仕事前に修善寺までロードバイクで往復50km走って、昼休みは土曜日にしては珍しく少し時間があったので、西伊豆のサイクリストカフェで昼食を食べて、それからまた修善寺まで走りました。

 

結局ゲストハウスに帰ってきたら58km走っていました。だから土曜日は仕事をしながら合計108km走っているのですね。そして日曜日はプロショップの練習ライドに参加して、天城湯ヶ島まで往復73km走りました。

 

この日はみんな速いメンバーばかりで、しかも天城までの登りがきつくて苦労しましたが、何とかそれ程遅れずについて行けました。でも帰りの平坦部分では、そのメンバーの中でも特に速い人たちの集団に入って、最後まで高速で走ることが出来ました。

 

このように自分に負荷をかけないとなかなか強くなれません。また西伊豆のサイクリストカフェでは、自転車トラック競技の日本ナショナルチームのメンバー達と一緒になって盛り上がりました。

 

彼らが「月に何キロ走る練習をしているのですか?」と私に聞くので、「ひと月に1800km走ります」と言ったらみんな仰天してくれました。

 

彼ら、彼女らはトラック競技なので、そんなに長距離の練習はしないのだろうと思います。そして私が今年67歳になると言ったら、もっと驚いて「凄い、凄い!」を連発してくれました。平均年齢20歳のみんなにとって、自分の親より私の方がずっと年上になります。

 

理由はともあれ日本代表のメンバーに、自転車で「凄い!」と言われるのは気分の良いものですね。今月中にパリオリンピックに行くメンバーが決まるそうで、「みんなハラハラしている状態です」と説明してくれました。

 

カフェを出て行く時にナショナルチームのメンバーがラックから私の自転車を出してくれて、「頑張ってください!」と励ましの言葉を頂きました。本当にここまで毎日コツコツ練習してきて良かったなと思いました。

 

ただ私が自分は少し普通とは違うと思ったのは、土曜日は108km走り、日曜日にプロショップの天城73kmの高速練習の後、昼食をとってまた長男が借りている山の開墾作業を夕方までした時です。これは本当に重労働ですが、この日は仕事がはかどって1ヘクタールの約半分の伐採を終えることが出来ました。

 

ここでやっと「自分は何でこんなことが出来るのだろう?」と思いました。この歳でここまで色々身体が使えて、次の日は疲れて動けないという事も全くありません。日曜日にそれだけ身体を使った後に、月曜日の朝は何時ものように山の自宅の周りでヒルクライムのトレーニングを仕事前に14kmやりました。

 

まあいい意味で普通と違うので、それはそれで良かったと思います。この調子で死ぬ前の日まで行きたいものです。

 

さて、「筋肉は裏切らない」という言葉がありますが、トレーニングするとそれに比例して体は強くなってくれます。これは自分がやった分だけ結果として返って来るので、私としては気持ちの良いものです。

 

身体はある程度自分が思う通りに向上してくれますが、そうならないのが心です。坐禅とか瞑想とか色々やっても、なかなか自分が思う通りには心は動いてくれません。多くの人は心の平穏を得るために色々な事に挑戦するのですが、思った通りにはなりません。

 

それは人間の脳が複雑に進化しているからです。人間以外の動物は今そこにある危機には反応できますが、将来もしかしたら起こるかもしれない危機を予想して色々考えることはありません。そこまでの脳の機能が備わっていないのです。

 

でも私達は複雑な脳を持っているが故に、今ここに無い危機でも想像の中で危険を予測できます。そしてそのまだ起こっていない想像の中の危機に対して不安が増大していきます。元々この複雑な脳は私達がまだサバンナに居た太古の時代にできました。それから脳は変わっていません。

 

色々な危険から身を守るために人間の脳が発達したのですが、そのお陰で私たちは地球で一番繫栄した動物になりました。しかしその高度に発達した脳のお陰で、私たちは想像の中で膨らんだ不安や恐怖に押しつぶされそうにもなります。

 

だから不安や恐怖を感じること自体、人間の脳が太古の時代からそのように出来ているので変えようが無いのです。不安や恐怖の無い時期もあれば、何かをきっかけとして不安や恐怖にさいなまれることが起こります。

 

私もそうです。これはどれだけ瞑想や坐禅をしても脳の構造自体を変えることは出来ないので、坐禅や瞑想は自分の意識で自分を納得させているのです。坐禅で「自分は無になった!」などと言っていたらそれは嘘です。

 

本人がその気になって、言動もそのように振舞っているだけで、生物学的には何をどう頑張ってもサバンナで出来た私達の脳の構造は変えることはできません。

 

YouTubeで知ったのですが、映画「砂の惑星」で主人公の母親が危機に会うたびに唱えている言葉があります。映画の話ですが、私は真理をついていると思うので紹介します。そしてその言葉は私も事あるごとに毎日唱えて実践しています。

 

私は最近の自分の心にどうも納得できない部分があります。大なり小なり私が日々感じる怒りや恐れや不条理感は、自分の脳が作り出した不安や恐れにその根源があると思うのです。

 

そしてその言葉とは、「恐怖を退ける連祷(れんとう)」と題して下記の言葉が続きます。

 

我恐れず。

恐れは心を殺す。

恐れは閉塞に至る小さな死。

私は恐れを通過させる。

その後にはただ自分だけが残る。

 

私はこれをプリントアウトして事あるごとに見るようにしています。これを始めてから私の想像や想定により膨らんだ不安や恐れから逃れられるようになってきたと思います。これも自分で自分を納得させていることになりますが、私の場合は効果があれば何でもいいのです。

 

人間とういうのはおかしなものですね。自分の脳によって押しつぶされるような不安や恐怖に囚われ、また自分の脳によって安心しているのです。自分の日々の心のコントロールは大切ですね。皆さんも試してみてはいかがでしょう?効果があればめっけものですよ。

 

合掌

 

仏光

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