土地に憑いた霊？

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昨日は日曜日でしたが、富士山一周を延期して、少し離れた町に家のお祓いに行っていました。先週ある家族が来られて全員をお祓いをしてくださいという事で、お父さんとお母さん、それから二人の子供のお祓いをしました。みんな原因不明で体調が悪いのと。子供たちが不登校になるなど、色々仕事や家族のことがうまく行かないとの事でした。

お父さん以外は霊の影響を受けやすい体質みたいで、お祓いをするとすぐにその場で身体が軽くなり症状が良くなりました。お父さんはストレスで身体が悪くなっていたので、無痛自律神経療法を施すことで腰痛など身体が改善しました。

その場での劇的な改善を実感されたので、「できるだけ早く家のお祓いをしてください」という話になりました。私も家に何かあるなと感じていたので、すぐに行くことにしました。家に着いて家のお祓いを始めると、お父さん以外の家族の体調が悪くなりました。目まいや息苦しさ、頭痛などが起きたのです。

特に長男さんは、気分が悪くなり廊下に座り込みました。彼が一番霊の影響を受けやすい体質です。それでも家の一階部分のお祓いを終えて、二階のお祓いをしました。でもまだ体調は少しは良くなったけれども悪いままです。

家のお祓いが終わったので次に土地のお祓いをはじめました。家の土地の「ここ」と私が思うところに岩塩を埋めて真言を唱えることで、土地に結界を張るのですね。このやり方も誰に教わったわけでもなく、全くの独学です。子供達には家に居て貰って、お父さんとお母さんだけ外に付き合ってもらい土地のお祓いをしました。

岩塩を一つずつ数か所に埋めていって、そして最後の岩塩を埋めた時に胸が息苦しかったお母さんが「あっ！」と言いました。私が最後の地点に岩塩を埋めた瞬間に息苦しさがスッと無くなったのです。

家に入ると長男をはじめ、具合の悪かった子供たちがみんな元気にしています。やはり土地のお祓いをしている間に急に具合が良くなったとの事でした。これで分かるように問題は家ではなく土地にあったのですね。

土地の事を尋ねると、下の道を渡ったすぐ向こう側に古墳があるとお父さんが教えてくれました。古墳は一つだけではなくまとまってある場合が多いので、たぶん家が建っているところは知らずに古墳を造成して作った土地だと思われます。

家を建てるのに、古戦場と古墳のある土地は避けなければいけないという話を以前聞いたことがあります。今回はまさにそのケースですね。土曜日に私のところでお祓いをして、車で家に帰る途中から家に近づくにつれてお母さんと子供たちの具合がまた悪くなったと言っていたので、問題は家が建っている土地にあったのですね。

家と土地に憑いている霊によって体の具合が悪くなったり、運気が悪かったりすることは今までよくありましたが、家のお祓いをすると具合が悪い人でもその場で具合が良くなるのが普通でした。

家のお祓いをしている最中に具合が悪くなるというのは、今回が初めてのケースです。でも家の敷地に結界を張ることによって劇的に症状が良くなったのですね。これで一軒家の場合は、家だけではなく土地もお祓いをする必要があるのがよく分かりました。

今回のお祓いでもういいのかどうかは分かりませんが、良くなる可能性は高いでしょう。今迄の体調不良や運気が悪かったことは土地に憑いていた霊が原因ということは分かりました。本当にこれでこの家族が元気になり、そして幸せな毎日を送られることを願っています。

でも本当に霊障というのは馬鹿にできないと思います。今回のケースをはじめ、「胡散臭い」などと言っている場合では無いことがあります。でもこれでこの一家には将来に対し光明が見えて来て良かったです。

その為に与えられた力なので、明日死ぬかもしれない身体であっても、これからもできるだけ末永く全身全霊で毎日を頑張って行きたいと思います。「頑張るのは良くない」という心理学者や精神科医も居ますが、心が弱った患者さんにはそれで良いと思います。でも私の場合はこれからも死ぬ前の日まで頑張りますね。

合掌

仏光

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