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昨日も休み。朝から自転車でヒルクライムに挑戦です。でも天候があまり良くありません。月曜日に登った十里木まで、行けるところまで行こうと思ってゲストハウスを出発しました。使用機材はもちろんヒルクライムに強いと私が思い込んでいるグストのロードバイクです。

 

いつもの調子でどんどん登っていくと、案の定だんだん風が強くなってきました。また標高が上がるにつれて気温も下がって行きます。たぶん冷たい空気が上空に入り込んでいたので、標高だけの問題ではないかもしれません。

 

それでも登っていくと、標高600mくらいの山の集落、須山に着きました。でも風はどんどん強くなるし気温も低くなっていきます。これ以上のヒルクライムはもっと状況が悪くなると判断して須山から折り返してきました。

 

少し下ったところで、向こうから大きな荷物をツーリング用の自転車に付けて登って来る大学生くらいの若いサイクリストとすれ違いました。「その荷物でこの道は厳しいだろう」と思いましたが、道を挟んで「おはよう」と声を掛けました。彼はよほど苦しいのか歪んだ顔を上げて会釈を返すのがやっとでした。

 

「須山から御殿場に抜けるつもりならいいけれども、十里木まで行くつもりならこの強風と低温と急坂で悲惨なことになるだろうな」と思いました。でもこっちも結構なスピードで降りているので、もちろん話す余裕などありません。「まあ若いから何とかなるか」と思ってそのまま坂道を下って行きました。

 

十里木まで行けずにちょっと残念でしたが、天候が荒れているのでしょうがないです。そういう時もあります。無理に行けないこともないと思いましたが、登山と同じようにサイクリングでも引き返す勇気は大切ですね。下まで降りると気温が少し上がって体が温まりホッとしました。

 

まあ今回の連休は悪天候もありましたが、それなりに自転車三昧ができて良かったです。昨日は悪天候に阻まれて目的地まで行けませんでしたが、十里木のようなきついコースにまたチャレンジしようと思う自分の気持ちが嬉しかったですね。

 

走りながら高校生に時に国体やインターハイを目指していた時と同じ気持ちだなと気づきました。64才になるのに高校生の時と同じ気持ちで居られるのは嬉しい気分です。「いくつになってもこういう気持ちが大切なんだろうな」と思いました。

 

もちろん今はレースに出て人と競い合いたいなどとは全く思わないし、人と競い合うこと自体がスポーツに限らず不要なことだと思っていますので、この高校生の時と同じ気持ちは自分に対してのチャレンジの気持ちなのですね。

 

高校生の時は国体やインターハイに出て、両親や人に認められたいという気持ちもあったと思いますが、今はそんなことはどうでも良いと心から思えます。それよりも「自分で自分自身をちゃんと認めることができるか?」ということの方が私にとっては大切です。

 

自分で自分を心の奥底から認めることができたら、それが「幸せ」です。色々な物は揃っていても、自分で自分を認めることができなければ、それは「不幸せ」ですね。周りと自分を見比べながら「自分はまあこんなものでいいや」というのは自分を認めたことにはなりません。それは自分を自分に都合の良い理屈をつけて自分をごまかしているのです。

 

先日初めて十里木まで自転車で登った時は、すごい達成感と共に「自分で自分を褒めてあげたい」と思いました。これは幸せいっぱいでしたね。人に認められるとか、認めて欲しいとか、そんなことは私にとってはどうでも良いことですが、自分で自分をごまかすのではなくて、自分で自分を本当に認めることができるか?が一番幸せな人生にするには大切な事なのだと思います。

 

おかしなもので、自分で自分を心から認めることができるようになると、自然と人もいっぱい集まってくるものですね。それは私にとって良い発見でした。自分を好きになると、何かそういうプラスのオーラが出るのでしょうね。人に認めてもらおうとして肩書とか、お金とかをぶら下げていると、人はおこぼれ欲しさに寄って来るかも知れませんが、あなたが好きで寄ってくるわけではありません。そういうものが無くなれば人は皆な散って行きます。

 

だから幸せになるにはごまかしではなく、先ずは本当の意味で自分で自分を好きにならなければいけないのですね。そういう自分で居られるように私も毎日精進していきます。自分を振り返って満足できるところもあれば、ヒルクライムのスピードも含めてまだまだ足りないところもいっぱいあるので、これは一生精進ですね。今日も頑張りますよ。ありがとうございます。

 

合掌

 

仏光

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