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今日の朝、全部準備が終わってロードバイクのトレーニングに出たら、50mくらい走ってから急にトイレに行きたくなって、ゲストハウスに戻りました。トイレを済ませてからまた出発して、4kmほど走ったら今度は携帯電話を忘れてきたことに気付きました。またそれを取りにゲストハウスに戻りましたが、「天が私に今日は行くなと言っているのかな?」と思いました。

 

それでも天気もいいし、気持ち良さそうなのでまた再度出発しました。これでいつもの出発時間より約45分遅れています。でもそれからいつものコースを30km走ってきました。行ったり来たりしていたので、今朝は結局40km近く走りましたね。瞑想している時間が無くなったので、じょうがないから時間ぎりぎりまで坐禅をして仕事を始めました。

 

こういうトレーニングを積んでいくと63歳になっても身体は本当に強くなっていくものです。昨日の昼休みは少し時間があったので修善寺まで往復50kmをロードバイクで走ったのですが、行きは向かい風があって平均時速は27kmでした。帰りは追い風になったので巡行スピードは35km~43kmくらいになりました。飛ぶように走って帰ってこれましたよ。

 

途中19歳の大学生と知り合いになって、一緒に走ることになりました。狩野川の堤防のラスト5kmくらいを並行して話しながら走ったのですが、それでも時速は30kmくらいです。私が今年64歳になると言ったら、彼は自転車の上でのけぞってびっくりしてこけそうになっていました。見てくれではなくて、一緒に30kmの巡行スピードで走りながら話している上で私の歳を聞いて驚いたみたいです。

 

私はよく「グルコサミンなどを飲んだらいいですか?」と年寄りに聞かれたりします。私はそのような健康食品はほとんど効果がないと思っていますので、「お金がもったいないですよ。」と答えます。

 

基本的に歳をとってからの健康とは栄養バランスの良い食事を食べ過ぎずとるのと、やはり運動をして体を動かすことによって得られると思います。その運動がどれくらいの運動強度で、どれくらいの時間運動をするか?とか、どれだけ有酸素運動を足腰に物理的な負荷をかけずにやるかとか、それによって体幹の筋肉を鍛えるということも含めて歳をとってからの健康には大切だと思います。

 

だから栄養バランスなど面倒くさいので、どうしても好きな物を食べて、運動はもちろん面倒くさいのでそういうことはせずに、またしたとしても近所のちょろっとしたウォーキング程度で、それでいて膝とか痛くなれば近くの整形外科に行って、「骨に異常はありません。膝の軟骨が年齢により減っています。」などと言われながらシップと痛み止めをもらって、それでもちろん治ることなく病院に通い続けている人が多いですね。

 

そして「しんどいことは嫌なので、何か飲んだり食べたりして良くなるものは無いか?」と思ってテレビを付けて、そこでやっている健康食品のコマーシャルに騙されながら、治ることのないものを飲んだり食べたりしている年寄りがこの国には大勢います。

 

結局病院の薬を飲んで、健康食品を食べて、やっぱり認知症になって、人生の最後を老人病院などの施設で送るという人が一番多いのではないかと思います。これは私の個人的な意見ですが、薬のような化学物質を体の中に入れ続けると、もちろんそれは脳にも血液で送られて、認知症などの脳障害を長い時間をかけて起こす確率が高くなるのではないかと思っています。

 

実際に以前私のところに家族に連れられて来たお婆さんが、あちこちの病院から色々な薬を出されて飲んでいて、体の不具合と共に少し認知症も出ていました。家族の人に「私には薬を飲むなという権限は全くありませんが、やっぱりこれは薬の飲み過ぎではないですか?」と伝えました。そこで家族は色々話し合ってお婆さんに薬を飲ませないようにしました。するとお婆さんはみるみる回復して、確か1か月くらいで認知症も治りました。

 

安易に薬を飲んだり、健康食品を飲んだり食べたりすることが日本のあちこちで毎日行われていますが、私はいつも「こういう文化は如何なものかな?」と思っています。とりあえず私は自分で自分を守らなければいけないのが分かっているので、食事の管理と運動を一番効率が良い方法で行うことを、血液検査を参考にしながら毎日過ごしています。

 

もし私が死なずに100歳まで生きて、今みたいに健康であればそれが正しかったという証明にはなります。ただ普通に、また客観的に見て、毎日病院から出された薬などを飲んで、健康食品を飲んだり食べてたりして、偏った栄養の食事をとりながら運動もせず過ごすのと、病院の薬などを飲まず、食事の管理をして適切な運動をしながら、適切な血液検査を行い、その結果を参考にして毎日楽しく過ごしているのと、「どちらが健康に効果的だと思いますか?」と1000人に聞けば、私は後者だという人が多いと思いますよ。

 

もともと薬というのは症状を抑えるための物であって、人を治すものではないのですね。治らないから毎日飲み続けなければいけないのです。それでも治らない。だから血圧の薬など「ず~っと飲んでください。途中でやめたらいけません。」と言われます。

 

私は昔少しの期間だけ血圧の薬を飲んだことがありますが、「こんなもの毎日飲んでいられるか!」と思ってやめてから20年以上が経ちます。でも今の血圧は食事と運動で全く正常です。だから健康とはそういうものなのです。極端なケースは除いて、自分の体にはちゃんと回復システムが備わっているので、それをちゃんと機能するようにしてあげると糖尿病でも高血圧でもすぐに治るのですね。

 

もちろん薬や健康食品が全部良くないとは言いません。私もプロテインや亜麻仁油をス-パーなどで買って飲んでいます。これらは健康食品ではありませんが、適切な量を摂取すれば健康に良い食品ですね。とりあえず私は今のところ薬はひとかけらも飲んでいませんが、もし細菌による感染症にかかれば抗生物質を飲みます。

 

結局健康になるのに楽をして健康にはならないのですね。食事の管理とか運動とか普通は嫌だなあと思うことをしなければならないのです。楽して治したい老人を相手に、治らない健康食品などが幅を利かせてコマーシャルを打っていますが、まあ騙されないことですね。

 

結局、健康も幸せも楽をしていて自分にやって来るということはありません。健康になりたければ、幸せになりたければ、やっぱり自分がそういうことがやって来るように、効果のあることを検証しながら色々実践するしかないのです。ただ大切なのは食事の管理や運動を苦にせず喜んでできるように工夫することですね。それが納得のいくありがたい自分の人生を創っていくのだと私は思いますよ。

 

合掌

 

仏光

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